どこかおかしいあなたの日本語

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344003057
  • NDC分類 814.4
  • Cコード C0095

内容説明

日本語力に挑戦する。どこがヘンだかわかりますか。

目次

第1章 「合の手を打つ」「押しも押されぬ」―日本語の落とし穴
第2章 「的を得る」「取りつく暇もない」―どこかおかしな言いまわし
第3章 「下にも置かぬ」「花も恥じらう」―言葉の意味の勘ちがい
第4章 「熱にうなされる」「元旦の夜」―ついうっかりの迷表現
第5章 「出る釘は打たれる」「恨み骨髄に達す」―故事ことわざ成句の誤信
第6章 「嘘も法便」「押し着せ」―赤っ恥をかく当て字
第7章 「歯に衣を着せぬ」「目の敵にする」―顔から火が出る思わぬ誤読
第8章 「口先三寸」「焼けぼっ栗」―どうも紛らわしい言葉たち

著者等紹介

吉沢典男[ヨシザワノリオ]
昭和3年長野県生まれ。昭和26年国学院大学文学部卒業。国立国語研究所勤務を経て、東京外国語大学教授。専攻は、日本語学・音声言語病理学。医学博士。NHK放送用語委員、「話し方教室」「ことばの一分メモ」講師等を勤める。ことばに関する書籍や辞書の著作・編集に数多く携わる。昭和63年逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

27
「注意した矢先」「手をこまねく」「胸先三寸におさめる」など、ありがちな誤用を指摘する本です。解説がわかりやすいので、どの例も納得できます。しかし、言葉は時代で変わる流動的なもの。そんなにこだわらなくてもいいんじゃない?という気持ちもありますが、その反面、こうやって正しい言葉を伝える事にもちゃんとした意義があるなーとも思います。巻末には索引つき。役に立ちそうです。2016/11/28

ona

2
自分の場合、間違って覚えている語句は多くなかったのだけど、見たことも聞いたこともないような語句が多数扱われており勉強になった。日常生活どころか文学作品でも使われない(と思われる)語句も掲載されており少々詰め込みすぎのようにも思われるが、自分の「誤った日本語」を直すだけでなく語彙も増やしたいと考えるのなら、この本でもオーバーワーク(?)にはならないだろう。2010/10/14

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