内容説明
芭蕉翁の跡を慕い、東北へと旅に出た淡路の俳人・玉屑と青岐。三人の紀行文を読み解きながら、当時の“俳諧の旅”をたどる。
目次
俳聖芭蕉の紀行(芭蕉の“紀行”について;「野ざらし紀行」について;「笈の小文」について)
東北への旅―玉屑と青岐(蕉風中興と玉屑・青岐)
紀行後の二人(栗の本玉屑「東北集」について;藜庵青岐「芳野紀行」について)
著者等紹介
武田清市[タケダセイイチ]
大正12年(1923)淡路島洲本町(現・洲本市)に生まれる。兵庫県立洲本中学校から広島高等師範学校卒業(文科第3部歴史専攻)。昭和22年より兵庫県内中・高等学校、兵庫県教育委員会勤務、昭和58年(1983)定年退職。その後、郷里洲本市へ帰り、以来、地方史研究に専念。洲本市在住。役職、淡路文化団体連絡協議会顧問、洲本市文化団体連絡協議会顧問、洲本民踊おまあや復興会・連琴舎会長。受賞、半どんの会文化賞(平成元年)、兵庫県ともしびの賞(平成5年)、兵庫県社会活動功労賞(平成10年)、井植文化賞(平成11年)、神戸史学会賞(平成16年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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