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出版社内容情報
2022年刊行の話題作『じつは裁判所ってこんな所なんです!裁判所勤務20年書記官の卒業日記』に続く第2弾。
「ここを知りたかった!」「へー、そうなんだ?!」という内容の数々。
内容説明
最高裁ってこんな所なんです!裁判ドラマ「イチケイのカラス」を考察!経験した仕事、じつはこんな感じでした!皆が知りたい「裁判所ネタ」いろいろ!ほか…“じつは”話が満載!
目次
第1章 最高裁ってこんな所なんです!
第2章 裁判所でこんな経験もしました!
第3章 いろんな種類の裁判所があります!
第4章 これまで私が経験した仕事ってこんな感じでした!
第5章 裁判を扱ったテレビドラマを考察!―「イチケイのカラス」から
第6章 皆が知りたい裁判所ネタいろいろ…
第7章 最近話題の裁判所ネタいろいろ…
第8章 古き良き時代はこんな楽しいことも…
第9章 裁判所に関わる皆さんへのメッセージ
特別付録/書記官事務における仕事の効率化
著者等紹介
中村圭一[ナカムラケイイチ]
昭和49年生まれ。福岡市出身。福岡県立筑紫丘高校卒業。同志社大学商学部卒業。現在、行政書士(特定行政書士・申請取次行政書士)。20年間の裁判所勤務中は、最高裁判所、福岡高等裁判所、福岡地方裁判所、福岡家庭裁判所、佐賀地方裁判所などに勤務。主任書記官、課長補佐、裁判所書記官、係長、調査員、裁判所事務官などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつのすけ
16
前著同様、裁判所内部のことが知ることができ参考になった。一部は、裁判所に限らず、役所全般に言えることであると感じた。世の中、どのような組織も似たり寄ったりということだろうか。2024/08/03
香菜子(かなこ・Kanako)
11
じつは裁判所ってこんな所なんです!Part2。中村圭一先生の著書。最高裁判所、福岡高等裁判所、福岡地方裁判所、福岡家庭裁判所、佐賀地方裁判所などに勤務して、主任書記官、課長補佐、裁判所書記官、係長、調査員、裁判所事務官などを歴任した中村圭一先生の実体験に基づく内容。裁判所の常識は世間の非常識と思えるところがたくさん。世間の常識とかけ離れた非常識裁判所では世間の信頼は得られないだろうから。2023/12/11
そらないわ
2
図書館の新刊コーナーにあったので、つい手に取ってみる。ドラマ考察も面白い。書記官も大変だが、裁判官はもっと大変だ。著者は書記官から行政書士になったので、士業についても触れられていて、実感として思うところは似たような感じだった。2023/08/09
Humbaba
1
普通に生活を送っていると、自分の生活とは関係ない人の職場はわからない。ましてそれが裁判所となれば、一層よくわからないところになる。様々な作品の題材になることはあっても、それがどこまで実態を表しているのかは定かではない。そのような場所だからこそ、実際にそこで働いていた人からの情報が手に入ればどのようなところかを理解する手助けになる。2023/09/12
チバ
0
意外な程に普通の企業と同じなんだなぁと思い驚く事が多かった。ある種特殊な世界で世間知らずな方も多いだろうが、当事者になればそういう方に裁かれるのが現実なんだと思うとその事がちょっと恐ろしくなった。もちろん人格的に優れた人もいるだろうけどそうでない人に当たる可能性もあるから。そういった意味で裁判員制度は意味があるのではないかと初めて思えてきた一冊だった。特別付録はとても面白かった。言われ続けてきた事だが段々楽な方に流れていきそうな時に大いなる戒めとして時折見直したい程に。2023/06/29