内容説明
芸術の都フィレンツェとその近郊にありながら、なぜか華やかな脚光を浴びるでもなく、ひっそりと生きている珠玉の作品48点を、日本におけるイタリア美術研究の第一人者の著者が探し求め、その感動的な出会いを貴重な写真とともに綴った美術紀行。イタリア美術ファンのあなたのために!
目次
フィレンツェの歴史的エリア(ロレンツォ・モナコの『磔刑図』;サン・レミージョの画家『聖母子』;ポントルモの『プッチ祭壇画』;アンドレア・デル・サルトの『洗礼者聖ヨハネの生涯』;アンドレア・デル・カスターニョの『最後の晩餐』 ほか)
フィレンツェの近郊(マザッチョの『サン・ジョヴェナーレの三翼祭壇画』;ポントルモの『マリアのエリザベツ訪問』;ジョヴァンニ・ミケルッチの『太陽高速道路の教会』;フラ・アンジェリコの『受胎告知』;マゾリーノの『ピエタのキリスト』 ほか)
著者等紹介
宮下孝晴[ミヤシタタカハル]
1949年、東京都生まれ。フィレンツェ大学卒業。金沢大学名誉教授。イタリアの中世・ルネサンス美術史、わけても13~15世紀のイタリアにおける壁画技法と図像学を研究。2つの日伊共同プロジェクト、「フィレンツェのサンタ・クローチェ教会大礼拝堂壁画修復」および「南伊に散在する洞窟教会の中世壁画群の調査研究」を統括。2009年にイタリア共和国から「カヴァリエーレ(騎士)勲章」、2011年にはフィレンツェ市から「フィレンツェの金百合章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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