あおぎり文庫<br> 泉鏡花 読みほぐし―さらさら読む古典〈3〉

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あおぎり文庫
泉鏡花 読みほぐし―さらさら読む古典〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784340130023
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

滑らかに解きほぐした加工文で味わう自然と幻想に彩られた深山幽谷の世界。

著者等紹介

大伴茫人[オオトモノボウジン]
本名・田村秀行。著述家、日本語講師。1952年、東京都に生まれる。京都大学文学部を卒業後、大手予備校の講師を経て独立。フリーランスの講師として、現代文・古文・漢文を教えるとともに、古典文学の楽しさを現代に伝えるための著作活動を精力的に続けている

泉鏡花[イズミキョウカ]
本名・泉鏡太郎。1873(明治6)年~1939(昭和14)年。明治末期から昭和初期にかけて活躍した小説家。近代幻想文学の先駆者として知られ、映画や演劇にも強い影響を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

14
友人が薦めてくれた泉鏡花、初読み。なるべく原文をそのままに「さらさら読める古典」というスタンスの本書ですが、それでも3割程「?」が浮かぶ(^^;。有名な「高野聖」より2編目の「眉かくしの霊」の方が好み。昔話でもなく、ホラーでもない独特の世界観を感じました。2017/12/26

のれん

11
明治の口語文章をできる限り残した「読みほぐし」の2編を収録。 正直、同時代の海外幻想文学より読みにくい。向こうは科学を基盤にした幻想の憧憬や狂気を見たが、泉鏡花はその基盤を易々と踏み越える。 まるで能楽の夢幻能のような構成で過去未来を自由に行き来し、たった1行の中で比喩がまるで事実のように扱われ世界観を作っている。 物語は情欲に焦がれた哀愁だが、その目に映る超常はあまりに信じられない世界。何度でも入りたくなる幻想譚。2021/09/20

れなち

6
泉鏡花の『高野聖』と『眉隠しの霊』を収録。日本文学を味わう補助輪となるべく、原文と現代語訳の中間を示す「読みほぐし」シリーズとしては、前作の樋口一葉ほどの感動はなかったかも。青空文庫で読めるルビ付き原文とほとんど変わらない気がした。『眉隠しの霊』を取り上げたのは訳者も自信のチョイスらしく、たしかに面白い話だった。現実から半歩だけ足を踏み外したような世界観。怪談のようでもあるけれど、恐怖や安っぽい教訓が混ざらないように注意しながら純粋な「美」として仕上げたような文章。鶫の丸焼き、一度でいいから食べてみたい。2021/11/10

くれは

4
鏡花の小説は、電車に揺られながらうつらうつら読むと、とても気持ちいいです。多少アルコールが廻っていればなおよし。でも、あのまだるこしい文体ゆえに、そんな酩酊状態ではサッパリあたまに入ってこないことも度々。この「よみほぐし」で読めば、そのへん、すこしましになります。お勧めです。2013/06/28

北条ひかり

2
2時間51分(長野県上田点字図書館と音訳者さんに感謝) 「高野聖」「眉かくしの霊」の二篇を読みやすいように、読みほぐしたもの。泉鏡花の文体は、正直とっつきにくくて、最後まで読むのも大変だし、通読してもよくわからないなんてことになってしまうので、この本はありがたい。今昔物語集から題材を取ったと思われる「高野聖」を、はじめてわかった気がした(勘違いしてないとは断言できないけど。苦笑) 。「眉かくしの霊」も良かった。幻想文学って、こういうものなんだあと新鮮な気持ち。2015/05/29

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