出版社内容情報
《内容》 本書は“エコー検査”として病院等で使用されている超音波診断装置についての詳細な技術解説書であり,装置を開発している技術者と装置を使用し日夜医療に奮闘されている医師や技師の方々を対象として書かれている。
内容説明
本書は、超音波診断装置が超音波の性質をどのように利用し、そして信号処理、画像処理の技術をいかに導入し、それらを利用しているかをやさしく解説するとともに、実際の装置設計では必ず問題となる超音波の性質や装置の物理的な要因に起因する応用範囲や機能などのトレイドオフを明らかにする。
目次
1 医用超音波診断装置の概要
2 超音波の性質
3 音場
4 探触子
5 超音波ビームの形成
6 超音波ビームの走査とその回路構成
7 Bモード画像の構成
8 超音波三次元表示
9 血流計測
10 血流の可視化
11 ハーモニック映像法
著者等紹介
伊東正安[イトウマサヤス]
1973年イリノイ大学大学院博士課程修了(電気工学専攻)。Ph.D.(イリノイ大学)。1975年東京農工大学助教授。1985年工学博士。1986年東京農工大学教授。現在に至る
望月剛[モチズキタカシ]
1976年東京農工大学工学部電子工学科卒業。1976年アロカ株式会社勤務。現在に至る。1994年博士(工学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。