内容説明
視聴覚情報の融合過程に関わる諸科学を多角的に解説するとともに、その背後にある脳内メカニズムに迫り視聴覚メディアの可能性を示す。映像メディアや環境デザインの制作現場の従事者にもおすすめの1冊。
目次
第1章 非音声知覚における視聴覚情報の統合処理(多感覚統合の法則;聴覚と視覚の相互作用の空間的要因 ほか)
第2章 音声情報の視聴覚統合処理(顔と声による音声知覚;言語経験の影響 ほか)
第3章 映像メディアにおける視聴覚融合(映像メディアにおける音と映像の関係に関する分析的考察;音が映像の印象、解釈に及ぼす影響 ほか)
第4章 視聴覚融合をデザインする現場(映像に伴う音響の過去と未来;音響制作2000年から2010年にかけての実務例 ほか)
著者等紹介
岩宮眞一郎[イワミヤシンイチロウ]
1975年九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業。1977年九州芸術工科大学専攻科修了、九州芸術工科大学助手。1990年工学博士(東北大学)。1991年九州芸術工科大学助教授。1998年九州芸術工科大学教授。2003年九州大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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