内容説明
本書は、宇宙ステーション構想の歴史、ISS開発の経緯、その実現を可能としたさまざまな支援技術、特に、宇宙ステーションを構築するに至った動機、国際協力の動き、運用上の課題などの概要を述べたものである。
目次
1 宇宙ステーションの概念
2 国際宇宙ステーションの構成とサブシステム
3 日本の実験モジュール「きぼう」
4 セントリフュージ
5 国際宇宙ステーションの運用
6 国際宇宙ステーションの利用
7 宇宙飛行士の選抜と訓練
8 国際宇宙ステーションの国際規定と管理
9 将来に向けての宇宙ステーション構想
著者等紹介
狼嘉彰[オオカミヨシアキ]
1963年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。1968年東京工業大学大学院修了。工学博士。1968~92年航空宇宙技術研究所勤務。1992年東京工業大学教授。1999年宇宙開発事業団勤務。2000年慶応義塾大学教授。現在に至る
冨田信之[トミタノブユキ]
1960年東京大学工学部航空学科卒業。1960年新三菱重工業(株)(現三菱重工業(株))勤務。1994年博士(工学)。1995年武蔵工業大学教授。現在に至る
堀川康[ホリカワヤスシ]
1968年東京大学工学部電子工学科卒業。1973年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(電子工学専攻)。工学博士。1973年宇宙開発事業団勤務。2003年宇宙航空研究開発機構勤務。現在に至る
白木邦明[シラキクニアキ]
1969年九州工業大学工学部機械工学科卒業。1969年日本航空機製造(株)。1972年宇宙開発事業団勤務。1978年米国カリフォルニア工科大学大学院応用力学修士課程修了。2000年博士(工学)。2003年宇宙航空研究開発機構勤務。現在に至る
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