目次
集積回路とは
スイッチ素子の正体とオンオフするしくみ
CMOS組合せ回路
集積回路の製造方法
集積回路の動作速度はどんなしくみで決まるのか
CMOS回路の遅延時間
スイッチとしての弱点と伝送ゲートのしくみ
CMOS記憶回路と動作のしくみ
集積回路のタイミング設計
集積回路の設計方式と設計フロー
低消費電力設計
FPGAとそのしくみ
Verilog HDLの基本文法
Verilog HDLでのRTL記述方法
著者等紹介
宇佐美公良[ウサミキミヨシ]
1982年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1984年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(電気工学専攻)。株式会社東芝入社。1993年米国スタンフォード大学大学院客員研究員。1995年株式会社東芝に復職。2000年博士(工学)(早稲田大学)。2003年芝浦工業大学助教授。2005年芝浦工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
5
図書館にて。そっけない表紙だが、2019年刊行。まぁ、タイトルの「FPGA時代の」で新しめの本だと明らかだが。著者は元東芝勤めの芝浦工業大学教授。本書は情報工学科の講義と演習で使った資料を元に書き下ろしたもの。電気工学を学ぶ学生と異なり、ITC系の学生は物性や量子力学などが必修でないため、そこを配慮したそうな▲まめ知識。インテル4004はpMOSトランジスタのみ使って回路を構成。8086など80年代前半までnMOSトラのみ構成に。そして1985年の80386から両方使うCMOSに移行。2022/09/21