出版社内容情報
たんぽぽの白い綿毛。誰かがつんで、ふーっとふいたら……。ふわふわ、ふわー。空いっぱいに飛んでいく。その、ひとつひとつが、ちいさなちいさな天使なんだよ。しってる?
たんぽぽの種を守る「たんぽぽてんし」。迷子の子猫を優しく励ましたり、道路に飛び出そうとする犬を止めたり、気づかないところでそっと見守っています。「たんぽぽてんし」によって無事に地面まで運ばれた種は、やがて芽を出し…。ちいさな優しさが広がっていく物語。
【目次】
内容説明
かぜにのってどこまでいくの?ちいさないのちのものがたり。
著者等紹介
竹下文子[タケシタフミコ]
福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を、『なまえのないねこ』(小峰書店)でMOE絵本屋さん大賞、講談社絵本賞など7つの賞を受賞
岡田千晶[オカダチアキ]
大阪府に生まれる。セツ・モードセミナー卒業。ボローニャ国際絵本原画展2010入選。『ひだまり』(光村教育図書)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を、『あかいてぶくろ』(小峰書店)でブラチスラバ世界絵本原画展子ども審査員賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BLANCA
68
お気に入り様のレビューを読んで、図書館へ。「たんぽぽの綿毛のひとつひとつに、天使がいるんだよ。しってる?」天使たちは青空を飛んで、やがて一人に…。風に乗って旅を続け、「誰にも邪魔されない、誰の邪魔にもならない」場所で眠ります😌…。そして、また春が来た!☺️… 竹下文子さんの優しいお話と、岡田千晶さんのやわらかい絵がとても素敵な絵本。今年3月に亡くなった、竹下文子さんの遺作となってしまった本。「たんぽぽてんし」と同じように、竹下文子さんの作品もこの先ずっと遠い誰かの元へ飛んでいく…、そう思いました🥹2026/05/21
MI
47
たんぽぽの綿毛にひとつひとつ種がついて綿毛のてんしがついている。とても楽しく微笑ましい絵本2026/04/04
ぽのぽの
43
今年3月に亡くなられた竹下文子さんの遺作。かわいい表紙絵に惹かれて図書館に予約した。それとほぼ同時に竹下さんの訃報に接し驚いた。亡くなられたのは3/10だった。この作品の発行が3/5。切ない。そんな事を考えて読むと、なおさらジーンとくる。ふーっと吹き飛ばしたたんぽぽの綿毛。【その ひとつひとつに、ちいさな てんしが いるんだよ。しってる?】(本文より)たくさんの天使が遠く離れた所で新しい花を咲かせる。命は繋がっていく。誰かにお薦めしたくなる絵本。みんなの所にたんぽぽ天使が訪れますように。2026/05/14
ぶんこ
37
読んでいる間、読んだ後までほっこり、ほんわかが続く素敵な絵本でした。タンポポの綿毛の一つひとつに天使が居て、風に吹かれて飛んで行く。泣いている子猫(目だけを横に向けているのがいい)を慰め、危なかった子犬を助けます。たくさんの綿毛に、それぞれの天使さんがいるって、ステキ。絵も文も可愛くて癒されました。2026/04/25
anne@灯れ松明の火
21
文を担当する竹下文子さんが、亡くなる前に出版された最後の絵本。(絶筆なのかは、わからない)ブロ友さんご紹介。なかなか図書館に入らず、リクエスト! たんぽぽの綿毛の一つひとつにはひとりずつ天使がいる。人の目には見えないけれど、いるんだよ。迷子の子猫やわんぱくな犬をそっと助けることもある。そして、ゆっくりできる場所を求めて、遠くへ遠くへと風に乗る……。岡田千晶さんの絵がこの上なく美しい。見返しも素晴らしい! 大勢で読むには絵が淡いかなと迷ったが、敬老会で読んだ。喜んでもらえたようで、ホッ。4:402026/04/19




