内容説明
ある日、きれいなおばちゃんのおへんろさんが、タケの家に泊まった。おへんろさんとふれあい、タケは、なくなった母のぬくもりを思い出す…。昔ながらの風景と方言がおりなす、やさしさあふれる物語。35年の時を超え、新装版で復刊!
著者等紹介
宮脇紀雄[ミヤワキトシオ]
1907年岡山県の山間に生まれる。成年後、書店を経営。1934年の大風水害にあい、書店がつぶれる。翌春上京。同郷の坪田譲治の門をたたいて児童文学にはいる。「山のおんごく物語」で第7回野間児童文芸賞、「ねこの名はヘイ」で第1回日本児童文芸家協会賞、「おきんの花かんざし」で第24回サンケイ児童出版文化賞を受ける。1986年11月逝去
井口文秀[イグチブンシュウ]
1909年富山県に生まれる。国内はもとより、シベリア、アフリカ、ヨーロッパなどをかけめぐり、絵本をとおして自然と人間の深いかかわりを追求しつづけた。「こどものひつじかいとくりすます」「きんのまど」などは、欧米で翻訳出版され高い評価を受ける。1992年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
おもちゃ図書館で読み聞かせしました。大人の読み聞かせ。感動の涙を流した方がいて、私も感動しました。2021/04/07
ごへいもち
15
人が訪ねてくることも珍しい田舎ではお客様も嬉しいんだね2023/10/19
ヒラP@ehon.gohon
12
【再読】昔の日本映画を見ているような、余韻が染み渡る名作です。2020/07/05
ヒラP@ehon.gohon
11
Sデイサービスで読み聞かせしました。 Sカフェで読み聞かせしました。2023/09/20
頼ちゃん
8
タケの心が切ない。子どもをなくしたお遍路さんもタケといて切なかっただろう。私はおへんろさんというと、ドラマ「花へんろ」をおもいだす。 この絵本はとてもいい絵本だが古風な絵で、今の子が手にとってくれるかどうか。2020/08/27
-
- 和書
- 五代友厚伝記資料 第3巻