自然とともに
食べ物と自然の秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784338186032
  • NDC分類 K383
  • Cコード C8339

出版社内容情報

日本でおなじみの焼きギョウザ。でも、中国ではギョウザといえば、ふつう水ギョウザか蒸しギョウザ。ギョウザは中国から伝わったのに、どうして日本では焼きギョウザが一般的なのでしょう? 子どもに身近なギョウザやラーメンなどの食べ物を通して、そこに生きる人々の暮らしをさぐる。   小学校高学年~

目次

第1章 同じようで違う食べ物の秘密(ギョウザ―主食とおかずのちがいは?;ラーメン―めんとスープはどちらが主役?;刺身―韓国と中国の刺身)
第2章 好き嫌いの秘密(ブタ―ブタ肉が嫌いだった日本人;イノシシ―ブタよりもおいしい?;虫と生卵―どちらがお好き?)

著者等紹介

西谷大[ニシタニマサル]
1959年京都生まれ。熊本大学文学研究科修士課程修了(考古学専攻)。天津師範大学、中山大学人類学系留学を経て、1989年、国立歴史民俗博物館助手。専門は中国考古学。主として中国の人と自然と食の関係について研究している。1999年より中国・海南島のリー族の村で、また2003年からは雲南省紅河哈尼族彝族自治州でも、棚田や市場を中心とした自然利用の調査をおこなっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FOTD

21
書名が魅力的で、内容のことを知らずに読み始めた。内容は中国のことだった。 豚を効率的に飼うため、人間のウンコを豚に食べさせるので豚小屋と便所が合体っていう発明はすごいが、自然利用のひとつの形。生卵は気持ち悪くて食べられないけど、昆虫は食べるというのも日本人とは違う感覚。オニギリは冷たいご飯だから食べられないという感覚。日本の常識は中国では非常識なのだ。異文化コミュニケーション面白い。誰が捕ったかわからない、生きてた魚の形をしてない切り身のパックがスーパーに並んでいるが、外国人はわかってくれるだろうか?2023/04/02

pinko

17
20年前の課題図書、中国の大学で考古学の勉強をしていた作者が食の違いに着目して書かれた本でした。 虫でも何でも食べる中国人でも生卵は絶対に食べないとか豚は人糞を食べるので2000年前には豚便所なるものがあったそう、豚は草を食べない、家畜として飼う為に餌が必要ならば人糞を餌にし、豚の分は肥料にする。私は人糞を食べて育った豚肉を食べられないと思います〜現代ではSNSで「中国人が生卵食べてみた」動画配信している時代、中国の常識も変化しているだろうと思いながら読みました。2024/06/15

Book Lover Mr.Garakuta

15
【図書館】【速読】:ダンジョン飯を想起した。星2/42022/01/29

あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。

7
イモムシの炒め物!Σ( ̄□ ̄;)2017/09/03

ありんこ

2
餃子、ラーメン、刺身のルーツ、国によって食文化の違いなど、食べ物と自然が深く関わっていることが分かった。2010/02/16

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