内容説明
おかあさんがあんでくれたセーターはルリのたからもの…。えほんをよむときも、おひるねのときも、いつもきていただいすきなセーター。ところが、ちいさくなってしまって…。
著者等紹介
いしいつとむ[イシイツトム]
1962年、千葉県生まれ。絵本、挿絵に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れもん
21
図書館本。長女(5歳)が選んだ絵本。お母さんが編んでくれたセーター。解れたりする度に直してもらった、ルリのお気に入りのセーターが小さくなってしまう。お母さんが「毛糸玉にして…」と提案するも、ルリは「いやだ!」と。たくさん考えて、毛糸玉にすることを決意するルリ、セーターにお別れを言うルリの姿にウルッときちゃう。娘たちは「けいとのたまごって可愛いね」「何が生まれるのかな?」と目をキラキラさせていた。2025/02/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
小さくなって着られなくなったルリちゃんのお気に入りのセーター。お母さんがほどいて、ステキなマフラーに変身させてくれました。2023/04/08
憩子
4
図書館で。 お気に入りのセーター、今年はもう小さくて着られない、お母さんはほどいて毛糸玉にしましょうと言いましたが、そんなのイヤ!でも毛糸玉は毛糸の卵みたい、次は何が生まれるのかな?セーターも毛糸の卵になりました。生まれてきたのは! 子どもの頃、毛糸玉を作るお手伝いが楽しかったことを思いだしました。2019/01/18
遠い日
3
毛糸はいいな、編み直せるところが柔軟でいい。ルリの大好きだった、お母さんが編んでくれたセーターがもう小さくなってしまい、今年は着られません。そんな大好きだったセーターをほどいて、お母さんはマフラーに編み直してくれたもです。ルリが、巻いた毛糸玉を「たまご」と見立てることで、セーターへの執着心が形を変えました。2025/01/16
ぴっちゃん
2
お母さんから編んでもらった毛糸のセーターを大切にしている女の子が可愛かった。毛糸玉は色んなものに生まれ変わるたまごなんだね。2011/05/22