出版社内容情報
ながいながーいへびがいました。あんまり大きくなっちゃったので、あたまとしっぽはなきわかれ。いまではあうこともできず、おたがいどこで、どうしているのか……。 幼児~
内容説明
ながいながいへびのはなし。どのくらいながいかというと、それはもうたいへんなもので…
著者等紹介
風木一人[カゼキカズヒト]
1968年、東京都に生まれる。絵本に『とんでいく』(絵・岡崎立 韓国でも翻訳出版)『いっぱいいっぱい』(絵・Terry Johnson)(ともに福音館書店)がある
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、名古屋市に生まれる。主な作品に『おとうさんのえほん』(絵本館)、『もしもし…』(偕成社)、『パラダイス』(あかね書房)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りーぶる
23
長すぎる。びっくりするほど長い。娘はその長さを理解できないくらい、スケールの大きな長さでした。最後また会えて良かった。とりあえず、図解?してみようと紐を出してきたけど、縄跳びにされてしまって頓挫(´・ω・`)(2歳8ヶ月)2019/03/07
サルビア
21
頭のところで出会った少年がしっぽのところにきたときには、老人になっていたって、どんだけ長いんだか。2016/03/15
けんちゃん
21
図書館で。スケールが大き過ぎて、小さい子には逆に難しいかな。頭としっぽでそれぞれに違うことを考えているっていうのも、かなり抽象的な感じ。さらっと読んでも楽しいけど、じっくり読むと大人が楽しめそうな絵本です。巻末の作者紹介に思わずにっこり。子どもの頃から、へびへの思いが強かったのですね。2012/11/02
Kawai Hideki
20
ながいながいへびの、頭としっぽが再会を果たす壮大な物語。「昔は近くにいたのに、今は遠くに離れ離れになっちゃったなあ」という人を思いながら。このへび、「あたまをみた子供がしっぽを見る頃にはおじいさん」とある。どのくらい長いか計算してみる。時速4kmで毎日8時間、60年間歩いたとすると70万km。地球をぐるぐる巻きにしているはずだ。2013/11/02
ふじ
19
ふふふ、こういうの好きなんだよな。長すぎて、永らくその存在を確かめていないへびの頭としっぽ。だんだんお互いが心配になってきて…頭と尻尾で人格別かよ!とかつっこんじゃダメ。純粋な気持ちで楽しみたい絵本。2020/11/19
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