出版社内容情報
思いもかけず、あこがれの児童文学作家から招待状をもらった中学1年の未散。なんとその作家が、じつは変わり者の叔母、沙那子さんだった。夏休みに生まれてはじめて1度も会ったことのない叔母の家を訪ねます。その家でおこる様々な不思議を描くファンタジック・ミステリー。 小学校高学年~
内容説明
中学1年の未散(みちる)は、あこがれの児童文学作家から招待状をもらいます。しかしその作家は一度も会ったことがない叔母、沙那子だった。夏休みに訪ねた叔母の家で起こる不思議を描く、日本児童文学者協会長編児童文学新人賞第1回入選作品。
著者等紹介
松本祐子[マツモトユウコ]
埼玉県在住。誕生日はハロウィーンの10月31日。現在、聖学院大学人文学部児童学科助教授。英米児童文学の講義を担当
佐竹美保[サタケミホ]
1957年、富山県に生まれる。イラストレーターとして、SF、ファンタジー、児童書の世界で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
10
出だしは、未散が中学生にしては幼いと感じたし、本当に本人からかもわからないメールに喜んだり、おばさんの存在を知らなかったり、設定に無理があるように感じたが、読み進めているうちに面白くなった。厚さの割に簡単に読めるので、小学生にぜひ読んでもらいたい。2017/10/29
mizuki
5
思ったよりかなり読みやすい。読むのに慣れた子なら、小学3年くらいから読めるんじゃないかな?大好きな童話作家が実は一度もあったことのない自分の叔母さんだと知った未散。夏休みに叔母さんから泊まりに来るよう招待状が届きます。とても美人だけれど、どこか冷たく、謎めいた叔母さんに、弟子としてこき使われる(?)未散。仲良くなった圭太君は叔母さんの魔法にかかって別人のようになってしまうし!未散は圭太君を助けることが出来るのか?2014/06/15
ゆうゆうpanda
4
表紙の絵に惹かれて読んだ。ヤングアダルト的な軽妙な話だった。色々な童話の寄せ集めで、そこにちょこっと恋心。展開を急がせ過ぎな気がした。魔女の修行なんて楽しいテーマなのに全然書き込まれていなくて残念。ハリーポッターのように魔法の話を膨らませてくれたら楽しいのに。2011/02/20
アズサ
2
DDがキュート過ぎる。読みやすく夢が膨らむ、小さい時に読みたかった!私のイメージでは未散は中学生というより小学生だな。サナコさん好き^^2012/12/01
いつかa
2
DDがかわいい2012/09/06