出版社内容情報
限界を超え、誰よりも、一秒でも速く…! 日本海が生んだ天才ランナー・壱岐雄介の挑戦は続く!! 白熱のマラソン編突入!!
▼第44話/渇きの走り▼第45話/岸壁で▼第46話/プワーッと▼第47話/風の源▼第48話/トップ喪失▼第49話/吐露▼第50話/あいつ▼第51話/遠い夢▼第52話/雨と涙と▼第53話/冗談▼第54話/阻止●主な登場人物/壱岐雄介(波切島高陸上部2年生。「日本海の疾風」と称される天才長距離ランナー)、篠宮奈緒子(小学生の頃、雄介の父・健介に救助された少女。雄介に心を引かれつつ、東大進学のために波切島を後にした)、大山権太(スポーツ理論を極めた天才学者だったが突如学界を去り、現在は波切島の漁師として暮らす。健介・雄介の海の師)、壱岐大介(雄介の兄。九州大学医学部4年生。奈緒子に思いを寄せているが、彼女が雄介に心ひかれていることにも気付いている)●あらすじ/雄介の異常なスピードに引っ張られたまま、東京国際マラソンは終盤へと向かう。単独トップに立った雄介に、スペインのベテラン選手・ゴンザレスが激しく競りかかる。併走状態のまま、ふたりは35km地点の給水ポイントを通過。スピードが落ちることを嫌ったゴンザレスは、給水しないままレースを続けるが……!?(第44話)●本巻の特徴/雄介を他の選手が包囲する形で展開していたレースが、36km地点でついに決壊!!