中公文庫
世のなか安穏なれ―現代社会と仏教

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 241p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060937
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C1115

内容説明

心豊かな世のなかを目指して、西本願寺二四代(先代)門主が、様々な戦争、カルト宗教から臓器移植について、現代社会における宗教の役割を述べる。二十一世紀の日本と宗教・仏教を展望しながら、「日本人にとって宗教とは何か」「何のために生きているのか」などについて平明な言葉で語りかけ、さらに新しい課題に取り組むための提言をする。

目次

第1章 現代社会と宗教
第2章 宗教とは何か
第3章 仏教とは何か
第4章 戦争と平和、政治
第5章 現代社会の問題にどう応えるか
第6章 現代日本における宗教の役割
第7章 日本人の心のありようを考える
第8章 宗教は戦争を止められるか

著者等紹介

大谷光真[オオタニコウシン]
1945年、京都市に生まれる。東京大学文学部卒業。龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。1977年、浄土真宗本願寺派第二四代門主・西本願寺住職となる。(財)全日本仏教会会長を三度にわたり務めた。現在、(財)全国教誨師連盟総裁を務める。2014年、第二四代門主を引退、宗派の「前門」・本願寺「前住」となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

6
前門さまのご著書。2004~2005年頃に開かれた特別講義で、受講生からの質疑に前門さまが応えたものを編集し、掲載している。宗教と戦争、臓器移植、カルト、原発、西本願寺と東本願寺などなど、これらに関する前門さまのご見解が知れた。法然上人の「一百四十五箇条問答」を彷彿とさせる一冊。具会一処の理解がまだまだ自分は浅いんだなと思わされた。真宗は一神教的と言われるからこそ、他宗派や他宗教を尊重する心を持ちたい。2017/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9680180
  • ご注意事項

最近チェックした商品