内容説明
見はるかすかなたに広がる地平。クルックはモンゴルの大地に育った。チンギス・ハーンの息子という数奇な運命にもてあそばれながら、すさまじくも哀しく生き抜く若者。チンギス・ハーンの姿を息子の視点から描いた大迫力の物語。
著者等紹介
森下研[モリシタケン]
1930年、門司に生まれる。九州大学卒業。少年小説やノンフィクションを中心に執筆。遠洋マグロ延縄漁の体験から書いた『男たちの海』で児童福祉文化奨励賞
斎藤博之[サイトウヒロユキ]
1919年旧満州奉天(現中国遼寧省藩陽)に生まれる。帝国美術学校卒業。’71年『しらぬい』で講談社出版文化賞、’72年小学館絵画賞受賞。絵本、さし絵の世界で活躍。’87年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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