人と教育双書<br> 斎藤喜博 授業 (新装版)

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斎藤喜博 授業 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784337680043
  • NDC分類 375
  • Cコード C3337

目次

授業による子どもの変革
授業での創造と発見
授業での否定と発展
授業の中でのコミュニケーションの拡大
格調の高い授業
教材の解釈
芸術的要素を持った展開
授業や芸術教育から生まれた子ども
学校でしかできないもの

著者等紹介

斎藤喜博[サイトウキハク]
1911年3月20日群馬県佐波郡芝根村川井に生まれる。1923年3月芝根尋常高等小学校尋常科を卒業。4月高等科に入学。1930年3月群馬師範学校を卒業。4月佐波郡玉村尋常高等小学校へ赴任。1932年6月アララギに入会し、「アララギ」に短歌を発表。1943年3月芝根村国民学校へ転任。1946年6月歌誌「ケノクニ」を創刊。1947年4月玉村中学校へ転任。1949年12月群馬県教職員組合常任執行委員となる。1952年3月教育科学研究会の結成に参加。県教組文化部長任期満了。4月佐波郡島村小学校校長に就任。1963年4月前任校長の急死により急遽境町東小学校に転任。1964年4月境小学校校長に転任。10月教育科学研究会に教授学部会を創設。1965年8月教育科学研究会全国集会に教授学分科会を開設。1969年3月境小学校校長を退職。1973年11月教育科学研究会をはなれて、教授学研究の会を結成。1974年8月宮城教育大学授業分析センター専任教授に就任。1975年3月宮城教育大学を退任。1981年6月教授学研究の会会誌『事実と創造』を創刊。7月24日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kohei Fukada

3
「優れた授業は、子供達や教師の、さまざまの解釈を積み重ねていき、一つの論理なり、証明なり、考え方なりを学級の中に、また教師や一人ひとりの子供の中に作り出していくもの」とする、徹底した知的な戦いこそが授業だという著者の信念が、痛いほど伝わってくる本である。昔の実践のなかに、こんな質の高いものがあるのかと、びっくりさせられました。教育の本質を見た気がします。著者が生きているうちに、その授業が見たかった。2014/02/03

Toshiyuki Fukushima

3
私の故郷、群馬県が生んだ歴史に名を残している教師「斉藤喜博」の本を初めて読んだ。この本の一番の感動は、この本の言葉にあった。教師としての専門用語が少なく、普通の人が理解できる言葉で書いてある。それだけ斉藤たち教師集団が、緻密な準備と繊細な児童理解に基づいて、教師と児童が相互交流しながら創造する授業を実践していたことが分かる。こんな授業が日本にあったことが驚きだし、現在の日本にあるのだろうか?2013/01/12

rigmarole

2
印象度B+。教師と生徒との間の格闘による創造の場が授業であり、個の力を最大限に伸ばしそれ自体が常に進化する集団が学級・学校である。この強烈なメッセージのもと、授業についてのステレオタイプを粉砕します。しかも彼の主張は校長を務めた島小の実例に裏打ちされています。彼の提唱する授業はかなり高度であり理想論であるようにも見えます(だから「巻頭解説」にあるように、後継者が極少となったのでは)。また、島小の生徒の描写には誇張もあるのではと疑わしくなります。が、彼の言葉は情熱に満ちていて、読者である私の心を動かします。2014/05/16

祐亮池住

1
書かれている内容は島小時代の実践をもとにしています。授業は子どもと教師のぶつかり合いでそれによりお互いを高めることが必要とありました。とても共感できる本でした。2016/01/02

Takuo Iwamaru

1
本書は意外にも岡本太郎の『今日の芸術』(光文社)と似ていました。教育と芸術、分野は違えど2冊に共通するのは「人と人とがぶつかり合うことで、進歩・成長が可能だ」という主張でしょうか。そのような進歩・成長の図式を描き、信じることができた時代だったのだ(『今日の芸術』初版は1954年、『授業』初版は1963年。「高度経済成長期」です)、という感慨をもらしてしまいました。が、かつても今も、自分という個人からしか事は始められないわけで、本書も(『今日の芸術』も)事を始めるにあたっての起爆剤の効果はあると思います。2013/04/01

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