内容説明
本書は情報とは何か、情報教育とは何かを、実践家と大学の研究者が共同で追究した現在の到達点である。中心テーマは「情報」を「教える」とはどういうことかであって、コンピュータやインターネットといった情報機器をどう扱うかではない。情報という概念を取り入れることで、授業や教育のどこがどう変わってくるのかを吟味することである。
目次
1 情報教育とは何か
2 「生きる力」と情報教育
3 情報教育で授業が変わる
4 情報教育で子どもが育つ
5 情報教育で教師が変わる
6 情報教育が学校を開く
7 情報教育のカリキュラムを創る
8 インターネットと情報教育カリキュラム
9 これからの情報教育