内容説明
受験機会の複数化；高校の独自入試，広がる推薦制，類型別入試…いま、高校入試が変わり始めている。子どもの生き方をしばる高校入試の実態。
目次
荒れる中学の元凶＝高校入試（カゲを落とす１５歳の選択；つぎつぎ現れるヒズミ）
高校入試はいま（入学試験の実情；変わり始める入試制度）
高校入試の軌跡（新しい入試をめざして；平等主義から能力主義へ；広がる高校の格差と入試改革）
新入試を点検する（受験機会の複数化＝愛知；３０％推薦制＝宮崎；類型別入試＝京都；多元化へなびく）
「選抜」―その問題点（学区制と学校格差；選択の自由と選抜方法；調査書の非教育性；推薦という進路分け；選抜で女子差別）
権利としての高校（適格者主義のカベ；だれもが受けられる高校教育を）
