有斐閣コンメンタール
新版 注釈民法〈3〉総則3

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 595p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784641017030
  • NDC分類 324
  • Cコード C3332

出版社内容情報

最高の執筆陣による民法コンメンタールの決定版。本巻では,「法律行為」のもっとも基本的な部分に関する民法第90条~第98条を取り扱う。旧版刊行以降の判例・学説の発展をふまえて30年ぶりに全面改訂。
目次
第4章 法律行為
  前 注 (第90条~第98条〔法律行為〕)=平井宜雄
 第1節 総 則
  第90条 (公序良俗違反の法律行為)=森田 修
  第91条 (任意規定)=森田 修
  第92条 (事実たる慣習)=淡路剛久
 第2節 意思表示
  第93条 (心裡留保)=稲本洋之助
  第94条 (虚偽表示)=稲本洋之助
  第95条 (錯 誤)=川井 健
  第96条 (詐欺・強迫)=下森 定
  第97条 (隔地者に対する意思表示)=須永 醇
  第97条ノ2 (公示による意思表示)=須永 醇
  第98条 (意思表示の受領能力)=須永 醇

内容説明

最高の執筆陣による民法コンメンタールの決定版。本巻では、「法律行為」のもっとも基本的な部分に関する90条~98条(公序良俗違反の法律行為、任意規定、事実たる慣習、心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫、隔地者に対する意思表示、公示による意思表示、意思表示の受領能力)を対象とする。旧版刊行以降の判例・学説の発展、法令の改正をふまえて30年ぶりに全面改訂。

目次

第1編 総則(法律行為(総則(第90条「公序良俗違反の法律行為」;第91条「任意規定」;第92条「事実たる慣習」)
意思表示(第93条「心裡留保」;第94条「虚偽表示」;第95条「錯誤」;第96条「詐欺・強迫」;第97条「隔地者に対する意思表示」;第97条ノ2「公示による意思表示」;第98条「意思表示の受領能力」)))

著者等紹介

平井宜雄[ヒライヨシオ]
昭和36年東京大学卒業。現在、東京大学名誉教授、専修大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ukiyo_san

1
平井宜雄「法律行為前注」のみ。法律行為概念の特殊ドイツ的基礎を論じるくだりは(細々とした疑問はあるものの)平井先生の視野の広さに圧倒される。『損害賠償法の理論』での論法はここでも登場しており、背景には日本民法の独自性の主張がある(アジテイターである末弘と異なり、実作を提示する中で示唆される)。しかし、北大論集報告「「法的思考様式」を求めて」にも現れているように、独自性を基礎付ける日本の史的伝統を見出すことのできなかった平井先生は、結局外国法に範を仰ぐことになっているように思われ、この当否が問題となろう。2014/03/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1875102
  • ご注意事項