内容説明
図書館関係者に贈る熱いエールと子どもが本好きになるとっておきの話。卒業生、父母など多くの方からの「寄稿文」「おたより」をまじえながら読者が人を救い、人を変えた、実際にあった話を綴りました。
目次
第1章 本を読む子は必ず伸びる
第2章 どのようにして本好きな子を育てたのか
第3章 学級で取り組む読書活動と図書館の活用
第4章 特別支援を要する子どもたちに図書館を活かして
第5章 「みんなでみんなを育てる」読書ボランティアと心を合わせて
第6章 図書館で、教室で、職員室で、一冊の本をめぐるすてきな話
第7章 子ども時代の読書は何をもたらしたのか
第8章 学校図書館スタッフのあなたへ
第9章 本は「生きる力」
著者等紹介
五十嵐絹子[イガラシキヌコ]
昭和41年より、山形県鶴岡市の専門・専任・正規の学校司書として鶴岡市内小学校5校、中学校2校に勤務。鶴岡市立朝暘第一小学校には平成7年4月より平成19年まで12年間勤務。同校の図書館活用教育のかなめとして図書館活動を支えた。現在、鶴岡市教育委員会、図書館支援業務員として、鶴岡市内の学校図書館支援に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
図書館へ行こう!本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
10
「三年生の壁。低学年時代のように読み聞かせはあまりしなくなりがち」確かにその通り。反省しなくては。2015/11/20
頼ちゃん
6
これだけ一人一人に丁寧に関わりたいけどできない。理想と現実。でも出来る限りやるしかない。実際の子どもや先生の声があってよかった。2016/07/22
E
6
3年生は本離れになりがちな年齢である事(筆者は読書の壁と呼んでた)。/読んでもらった本の印象が残るのはかえって中学年頃からなので読み聞かせはまだまだ必要(たしかに!私も3〜4年生の時読んでもらった本のこと凄く覚えてる。)。/成長途中の子供の中には、読書能力が退化する事もある。(読書の習慣から離れた習慣を続けてると、さて読もうとしてもなかなか読み進められなくなっている子がいるらしい。)/読む力が今ひとつ足りない → 完読させる事をひとつの目標に(これ、私に必要。)/などなど、とても興味深く読んだ。2013/04/09
Mirror
4
最近読み聞かせしてないな??好きに少しでも近付けるように???がんばります‼️2018/09/30
カヤ
4
確かに他の学校だと、こうも手厚い対応と教職員との協力体制は築けないかもしれない。でもこうやって実現させた例があるのだから、学校にあったやり方で、出来ることを積み重ねて周囲も巻き込んで試行錯誤すればいいんだ!って、読んでいて元気が出る。2017/03/01
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