オムレツ屋へようこそ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784337336179
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8391

出版社内容情報

2013年
学校課題図書。店舗在庫僅少につき版元取寄せになる場合がございます。(入荷までに2・3週間掛かかります。)また品切れになる可能性もございますので予めご了承下さいませ。

内容説明

尚子はしばらくの間「オムレツ屋」でくらすことになった。そこはブログでも評判の、伯父が家族で営む洋食屋さんだ。母さんのつごうにふりまわされる尚子にとって、あたたかな食事や家族の団らんは、はじめて味わう理想の家庭だった。ふたごの和也、敏也とも意気投合した尚子はついに、母さんに、思いきった宣言をする。そして、「じぶんの宝物」を見つけ出していく。

著者等紹介

西村友里[ニシムラユリ]
1957年、京都に生まれる。京都教育大学卒。京都市内の学校に勤めて創作をつづけている。2008年、日本児童文芸家協会第13回創作コンクールで優秀賞受賞

鈴木びんこ[スズキビンコ]
制作プロダクションのデザイナーを経て、フリーのイラストレーターとなる。日本児童出版美術家連名会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サルビア

21
尚子のお母さんはフリーライターでした。そのため、世界各国を飛び回っています。今度は長期の仕事になりそうだ、ということで親戚の家に預けられることになりました。そこがオムレツ屋でした。母を好きだし、母の仕事を認めていた尚子でしたが、転校が多く、いつも一人でいることに耐えられなくなってきた尚子は仕事先からかかってきた母からの電話に自分は今いるオムレツ屋にずっといる、と言ってしまいました。2015/01/23

のこ

18
尚子の母は雑誌のフリーライターをしている。世界各国を飛び回る間、尚子は母に合わせて小学校を転々としていた。今回預けられた先は伯父の営む「オムレツ屋」。そこには双子の兄弟がいた。■いくつもの問題提起とそれに対する著者なりの答え。課題図書らしい内容でした。作中に出てくる宝山先生の言葉が素晴らしいです。「例え一番下でも、一番上でも、真ん中でも、どこにでも素晴らしい景色はある。それをどう見るかが大切。」児童書はこういうことをストレートに伝えてくれるのが良いなぁ2014/02/12

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

16
第59回青少年読書感想文コンクール課題図書 高学年 家族でも、みんなそれぞれ悩みを抱えて、子どもだけじゃなく大人だって成長していく。ちょっと見方を変えたら気づく事も、家族なら言いやすいんじゃないかな?2019/03/08

ゆにす

14
課題図書なので読みました。これはいい本だと思いました。いきなり車がお店に突入してきたり、意地悪な子が罠をしかけてきたり、ストーリーのテンポがよくて子どもが読みやすと思います。個人的に悩んでいたことがあったので、「家族ってさ、だれかがだれかのために、がまんするものじゃないよね」「たしかに一番上はいい。でも一番下もいい。そして五段目の景色もいい。どこだってすばらしい景色はあるんだ」という言葉が胸に沁みて泣きたくなりました。2013/05/24

BlueBerry

9
短いので直ぐに読み終われます。内容的にはやはりお子様向けで大人としては物足りないかな。2013/06/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5557383
  • ご注意事項

最近チェックした商品