内容説明
おとなのなかで、たったひとりの小学生、かいととバディの、ボランティア活動。
目次
1 バディとかいくん
2 バディがやってきた
3 セラピーって何?
4 相棒になれるかな
5 セラピーペアのデビュー
6 大きな犬の小さなおとうさん
7 チューリップもようのカバー
8 新しいなかまサンシャイン
9 夏休みの自由研究
10 ソックスの仕事
11 セラピーをつづけるよ!
著者等紹介
井上こみち[イノウエコミチ]
埼玉県出身。作家。人と動物のふれあいをテーマとしたノンフィクションを多く手がけている。『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)で第1回日本動物児童文学賞、『カンボジアに心の井戸を』(学研)で第28回日本児童文芸家協会賞、『往診は馬にのって』(佼成出版社)で第6回福田清人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヨシ
14
老人施設でセラピー犬としてボランティア活動をしているゴールデンレトリバー·バディの相棒は小学生のかいくん。かいくんの家にガリガリにやせた飼育放棄犬が保護され、心を開きセラピー犬として活躍するまでが、たくさんの写真と平易な言葉で書かれている。耳慣れないセラピー犬や保護犬のことがわかるだけでなく、小学生でもボランティア活動ができることが理解できる優れもの児童書。勤務校に購入します。2022/12/03
退院した雨巫女。
11
《私-図書館》素晴らしい仕事ですね。やりがいがあると、思う。2024/04/06
ムーミンママ
1
イヌが大好きな子どもにとって、こんな取り組みがあると知るのはいいと思った。 保護犬として、かいとくんのおばあちゃんのエリさんが家に連れていたときには痩せていたり、傷を負っていたりするのが、人を信頼して優しさを知ることで、今度はセラピーイヌとして働くようになるまでを易しく書いてあった。 かいくんとバディの添い寝の写真からも、思い合ってる様子が伝わってきた。2020/04/18