内容説明
『現代日本童謡詩全集』(全二十二巻)は、第二次大戦後に作られた数多くの童謡から、「詩」としてのこった作品の、作者別集大成です。一九七五年刊行の初版(全二十巻)は、画期的な出版と評価され、翌年「第六回赤い鳥文学賞」を受けました。詩の世界に新しい灯をともした有力な詩人、画家の登場を得、親しまれている曲の伴奏譜を収めて巻数をふやし、出典などの記録も可能なかぎり充実させて、時代にふさわしい新装版を刊行。
目次
てんらんかい
ぼくはいくんです
ピータとハンスはお友だち
はるがきた山
てつくずおきばをとぶちょうちょう
つみ木のまち
まわれまわれかんらんしゃ
おうちをたてる木のにおい
ゆり
ひぐれのけやき
あめのまち
みつばちがかえる
十五夜〔ほか〕
著者等紹介
柴野民三[シバノタミゾウ]
1909年東京に生まれる。北原白秋に師事。大橋図書館勤務。小川未明主宰童話雑誌「お話の木」等の編集者を経て、文筆生活に入る。日本児童文学者協会所属
阿部肇[アベハジメ]
1951年群馬県に生まれる。桑沢デザイン研究所卒。雑誌の童画、デザインの仕事を多く手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。