内容説明
公園や道端で見られる身近な昆虫、アリ。ところが、その生態はいまだ謎につつまれています。キノコを栽培して食べる「農業」をするアリ、アブラムシを飼って甘い汁をもらう「牧畜」をするアリ、べつのアリの子どもをさらうアリ、敵におそわれると爆発して家族を守るアリ、アリはとっても個性豊かです。アリが音を立てる!?アリが行列をつくる!?アリが脳の大きさを変える!?この本では、日本と世界のアリを紹介しながら、アリのひみつを解き明かしていきます。さあ、不思議で、ためになるアリの世界へ!
目次
1章 アリって何だろう?
2章 日本で見られるアリ
3章 世界のすごいアリ
4章 アリと似ている生きもの
5章 アリの巣のひみつ
6章 アリの食べもののひみつ
7章 アリのコミュニケーションのひみつ
8章 アリの社会のひみつ
9章 アリの進化のひみつ
10章 アリのこと、もっと知りたい!
著者等紹介
佐藤俊幸[サトウトシユキ]
1962年茨城県生まれ。東京農工大学農学研究院・准教授。子どものころに両親に社会性がないと心配されたことがきっかけで、社会性昆虫であるアリに興味をもち、研究をはじめた。現在は、血縁関係がないチクシトゲアリ(女王アリ)の巣づくりにおける協力行動を研究している。「ダーウィンが来た!」などのテレビ出演のほか、講演も多数
島田拓[シマダタク]
1981年東京都生まれ。中学生の頃、ムネアカオオアリの女王アリを見つけ、アリの子育てを観察して感動したことがきっかけで、大人になってアリ通販専門店「AntRoom」を開業。「ダーウィンが来た!」「又吉直樹のヘウレーカ!」等、テレビ出演や講演も多数。アリ探求家として日本をはじめ世界じゅうを旅してアリを探している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
ビシャカナ