内容説明
姿勢と呼吸と身体のリラックスが、身体を楽器にし、無理のない声を生み出す。発声と呼吸の関連を追求してきた、専門医ならではのエクササイズの数々を紹介。
目次
第1章 生き物の呼吸と声の不思議
第2章 呼吸と声のしくみ
第3章 息から声へ
第4章 声をよくするエクササイズ
第5章 声を計る
第6章 音を見る、声を見る
著者等紹介
米山文明[ヨネヤマフミアキ]
1925年、静岡県生まれ。1950‐65年、東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室で、音声言語医学を専攻。医学博士。東京芸術大学、桐朋学園大学などの教職を経て、くらしき作陽大学客員教授。沖縄県立芸術大学、愛知県立芸術大学講師。日本声楽発声学会理事長。1965年以降、東京・渋谷に診療所を開設。2001年、呼吸と発声研究所設立。(2010年、一般社団法人)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aoya513
1
良著。 エクササイズを丹念に行っていく2015/09/15
きりんだよ
1
声なんて、いままで気にしたこともなかったけど、 姿勢、呼吸、発声すべて、毎日の自分に役に立つことばかり! 演劇の鴻上尚志さん、声楽出身の小林由起子さんもこの方の本から引用しているぐらいだから、声の権威なのかな?!2015/02/01
とし
1
呼吸を声につなぐ、という概念を大切に書かれた本。「一日で声が良くなる」系のハウツー本ではないが、そもそも一日で良くなったら苦労はしない。呼吸は吸うのではなく自然に入ってくるもの、という視点が印象的。天・地・人からのエネルギーの吸収という点も、丹田論と符合する。インナーマッスルの概念によく似ているか。2012/04/23
たま
0
発声云々の前に基礎として呼吸を考えるのだなーと当たり前のことに気づいた。2017/08/19
マーさん
0
美しい響きを手に入れたくて読みました。トレーニング方法がよくわかりませんでした。2017/06/25