常識より科学へ<br> 火曜日には火の用心

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常識より科学へ
火曜日には火の用心

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  • サイズ A5判/ページ数 109p
  • 商品コード 9784337186019
  • NDC分類 K449

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kikuyo

18
(これは中学生くらいの時に読んだか…。)なぜ迷信が残っているか。多くの人が昔ながらの「自然学」と「自然科学」との違いをよく理解していないから。昔の人々が考えた元素<五行説>や、曜日の呼び名についてや、暦と迷信についてなど、興味深くもわかりやすい解説。現代でも迷信やエセ科学は蔓延する。人の心には、見えない何かにすがりたい気持ちがあるからだろう。想像力豊かであることや、こうあって欲しいと願うことは大切。だが占いや迷信に束縛されないようにしよう。昔の人の知恵は生かしつつもエセ科学には騙されないように。2016/05/28

円盤人

5
小学校の学級文庫にあった本。タイトルからずーっと気になっていたが未読で、このたび晴れて読み通した。勝手にエッセイと思っていたのだが、自然科学の啓蒙書である。火曜日にまつわる友達の迷信から、天体の動きと暦、それにまつわる思想の歴史について描き、迷信(への盲信)に対して警鐘をならす。あまたの占いを「みんなデタラメ」と容赦なく切って捨てながら、しかしそこにプラスの効能が起こり得ることについてもフォローを忘れない。洒脱で明瞭、ユーモアのある文体に惹かれた。このシリーズも八冊ある。楽しみなシリーズが増えたものだ。2018/08/02

れぐすぺ

2
板倉さんの本はデフォルメなく大人から子供まで楽しめてすごい。五行説とか意外と知らないことがよくわかる。2011/05/07

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