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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
元々のおはなしは『飛び倉』。法師の托鉢にのって、米倉が飛んでくるおはなしです。法師も倉の主も欲をだしていないのが宗教を感じさせます。2019/07/25
遠い日
6
『今昔物語』と『宇治拾遺物語』よりの再話。法師の不思議な空飛ぶ托鉢の鉢が、河内国の金持ちのしでかしたことを戒めるかのような行い。持てる者はさらに持ちたいと願うものだし、持てるものを手放すことを諦めない。その欲深さと対極にある、法師の必要な分だけでじゅうぶんという潔いことば。本当の豊かさはどちらにあるのでしょうか。2019/02/07