出版社内容情報
こぐまのララは、はずかしがりや。「いっしょに、あそぼうよ!」とさそわれても、どうお返事をすればいいのか、わかりません。だから、うたをうたったり、はちみつをとったり、ひとりですごすのが、だいすき。ところが、そんなララのもとに王様の家来がやってきて、命令しました。「うたってはいけない!」。その日から、ララの毎日はすっかりかわってしまったのです…。
戦後、戒厳令下の台湾で冤罪によっておよそ10年間も投獄され、白色テロ受難者となった蔡焜霖(さい・こんりん)さんの経験をモデルに、言論統制によって奪われた表現の自由と友人への思いを描いた翻訳絵本作品。蔡焜霖さんは、釈放後、日本の漫画文化を台湾に紹介した編集者としても知られています。
【目次】
内容説明
こぐまのララは、はずかしがりや。あそぼうよとさそわれても、どうおへんじをすればいいのか、わかりません。いつもうたをうたったり、はちみつをとったり、ひとりですごしていました。そんなララのところにおうさまのけらいがやってきて…。ある日、表現の自由をうばわれたら?台湾の歴史から生まれた人権を考える絵本。
著者等紹介
ウーイージェン[ウーイージェン]
台北芸術大学演劇学部卒業、英国エセックス大学イースト15演劇学校において映画制作で修士号を取得。現在、劇団Flip Flopsの団長兼スタッフ。文化部優秀映画脚本賞と新北市文学賞最優秀賞(舞台脚本の部)を受賞
リャオペイツー[リャオペイツー]
台北教育大学美術学部卒業、フランスのパリ芸術高等学院(IESA)のマルチメディア デザイン・制作課程修了。絵を描くことでストレスを和らげるデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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