内容説明
クリスマスの森のおくにすむ、サンタクロース一家の、きょうは“サンタクロース見ならい”の日です。みんな、うきうきしています。なのにウイルマはふくれっつら。女の子はサンタクロースになれないからです!どうしてもサンタクロースになりたいウイルマは、そこで…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
9
《私‐図書館》男女関係なくむいている方が、サンタクロースになっていいと思うけどなあ。2012/02/22
ぼんくら
8
サンタクロースを継げるのは男の子だけ。みならいサンタの時期が近づき、サンタになりたい女の子ウィルマと、サンタになりたくない男の子ウィリーはどうしようかと考えます。ぜひぜひ、クリスマス前に読んでほしいな~。とても面白かったです。2012/12/04
星落秋風五丈原
6
総勢6人のサンタクロース一家には、ウィリーという男の子とウィルマという女の子がいた。二人はいとこ同士。サンタクロース家には男の子は10才になるとサンタクロース見習いになるが、ウィリーはサンタクロースになりたくない。一方ウィルマはサンタクロースになりたい。首尾よく見習いサンタをやってのけたウィルマにお父さんが「見事な働きをした。よってサンタクロースに任命する。」と言うが、おじいちゃんは首をふって言う。「なんで女の子はまず証明してみせなきゃならんのかな、おまえ?」いいねぇ、おじいちゃん!2005/12/23
kaffy
3
時代はかわったんだ。というおじいちゃんの懐の深さ。さすがです。一番大切なのは、心だもんね。2010/12/25
mahisyo
2
女の子だから男の子だから、はナンセンス。好きこそ物の上手なれというか、性差で好みや仕事は決められないべきでない、それが個人や社会の幸せなのだというお話。サンタは冬のお話と思いがちですが、子どもにとっては関係ないみたいですね。真夏の暑さの中で読んでいました。ちょうど小学校四年生くらいから向け。挿絵も古さを感じないし、男女平等をおしつけがましくなく読みものとして楽しめます。2010/07/23
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