内容説明
奇跡の大作《図案対象》を遺し戦場に散った若き芸術家の真実。今もなお注目を集めつづける、東京美術学校工芸科図案部首席卒業作品《図案対象》。この傑作を遺し中国大陸の戦火の中に消えた久保克彦の、短くも鮮烈な生涯に迫る画期的評伝。
目次
序章
佐合島
上京
父・白船と山頭火
東京美術学校1
詩・友情・恋
東京美術学校2
入営
出征
藤六八六五部隊
戦死
終章
著者等紹介
木村亨[キムラトオル]
1936年山口県徳山市(現周南市)生まれ。1959年大阪大学工学部卒業後、東洋アルミニウム株式会社に入社。1998年同社役員を退任後、関西大学で臨床心理学を学び、企業従業員のストレスに関する調査研究を目的としたNPO法人産業メンタルヘルス研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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