“ポストヒューマン”の文学―埴谷雄高、花田清輝、安部公房、そして澁澤龍彦

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“ポストヒューマン”の文学―埴谷雄高、花田清輝、安部公房、そして澁澤龍彦

  • 藤井 貴志【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 508p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784336074553
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

人間の“後”には何が来るのか?―“人間中心主義”の超克を画策する埴谷雄高、花田清輝、安部公房、澁澤龍彦の文学を共振させ、来たるべき“ポストヒューマン”のヴィジョンへと架橋する画期的論考。

目次

序章 “ポストヒューマン”のY字路―安部公房『第四間氷期』をめぐる交響
1 “存在の革命”―埴谷雄高から安部公房へ(埴谷雄高「虚空」と花田清輝―ポオ『メールストロームの渦』をめぐる軋轢と共振;“魂”のフロッタージュと“物”のコラージュ―埴谷雄高「一枚のエルンストの絵に」;シュペルヴィエルの影―埴谷雄高と安部公房「壁―S・カルマ氏の犯罪」)
2 “オブジェ”の思想―安部公房と花田清輝(安部公房『壁』の中の“ダリ”―“偏執狂的批判的方法”と“異形の身体”表象;“オブジェ”達の革命―花田清輝と安部公房「壁―S・カルマ氏の犯罪」;“人形”のレジスタンス―花田清輝の“鉱物中心主義”的モティーフと“革命”のヴィジョン)
3 『死霊』と“反出生主義”―埴谷雄高から澁澤龍彦へ(“子供”を生むこと―埴谷雄高『死霊』の中の“反出生主義”;“私小説”としての『死霊』―“反出生主義”をめぐる埴谷雄高の“芸術”と“実生活”;“単性生殖”のユートピア―埴谷雄高と澁澤龍彦の“反出生主義)
4 “ポストヒューマン”の地平―澁澤龍彦と“人形愛”(“生きた人形”あるいは“犬”のような少女―川端康成「片腕」を読む澁澤龍彦;“独身者の機械”と“異形の身体”表象―「他人の顔」「片腕」「人形塚」の同時代性;ハンス・ベルメールの反時代的身体―四谷シモンが“球体関節人形”と澁澤龍彦に出逢う時;〈マネキン人形〉の詩学―安部公房と澁澤龍彦の“人形愛”)
終章 “人新世”の埴谷雄高―『死霊』とポスト“人間中心主義”

著者等紹介

藤井貴志[フジイタカシ]
1974年、大分県生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、愛知大学文学部教授。専攻は日本近現代文学。球体関節人形をコレクションしながら、文学における“人形”表象について継続的に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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