内容説明
人間にとって“祈り”とはなにか。高齢化社会や大災害への不安が前景化する今、人間存在の本質的なよりどころとしての“祈り”の意味と価値を多角的に見つめなおし、問いなおす。
目次
第1章 宗教信仰とは
第2章 信仰心蘇生のために
第3章 祈りと巡礼
第4章 宗教信仰を感得させる本
第5章 イスラームが問いかける日本のあり方
第6章 宗教信仰復興の二つの課題
付録 教皇フランシスコの「祈り」の講話
著者等紹介
水谷周[ミズタニマコト]
京都大学文学部卒、博士号取得(イスラーム思想史、ユタ大学)、(社)日本宗教信仰復興会議代表理事、日本ムスリム協会理事、現代イスラーム研究センター理事、日本アラビア語教育学会理事、国際宗教研究所顧問など。日本における宗教的覚醒とイスラームの深みと広さの啓発に努める
鎌田東二[カマタトウジ]
1951年徳島県生れ。國學院大學大学院文学研究科博士課程神道学専攻博士課程単位取得退学。岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻博士課程単位取得退学。京都大学名誉教授、上智大学大学院実践宗教学研究科特任教授。同大学グリーフケア研究所所員。博士(文学、筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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