内容説明
インド仏教には、自分ひとりで在家者の戒を受けたもつことを認める学派がある。諸学派の説を比較検討して実践面にも配慮した本書を使い、今からあなたも優婆塞・優婆夷!
目次
序論 仏教において戒はなぜ受持されているか
第1章 仏教において戒はいかにして展開したか
第2章 仏教において戒は何を原則としているか
第3章 在家において戒は何を学処としているか
第4章 菩薩において戒は何を学処としているか
第5章 仏教において戒は何を本質としているか
第6章 いかにして自分ひとりで戒を受持するか
第7章 中国偽経の戒はいかなる問題を有するか
第8章 無戒の仏教徒はいかなる問題を有するか
結論 セルフ授戒はなぜ日本仏教を興隆するか
著者等紹介
大竹晋[オオタケススム]
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士(文学)。現在、仏典翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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