- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 芸術・美術一般
- > 芸術・美術一般その他
内容説明
「私にはこがん見えるったい」ありのままに、自分らしく描きつづけた自由な世界。人生を丸ごと絵日記のように描く日々。日常の暮らしと、身の回りのあらゆるものにそそがれる創造のエネルギー。心に宿る喜びや夢があふれ出すシスコ・ワールドへようこそ。
目次
第1章 私も大きな絵ば描きたかった―パラダイスへの第一歩
第2章 どがんねぇ、よかでしょうが―熊本から大阪へ
第3章 ムツゴロウが潮に乗って跳んでさるく―ふるさとの思い出日記
第4章 私にはこがん見えるったい―あふれるシスコ・パラダイス
第5章 また新しかキャンバスを持って来てはいよ―とまらないシスコ・ワールド
第6章 私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい―シスコの月
第7章 シスコは絵をかく事シかデキナイのデ困つた物です―かかずにはいられない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
68
昨日見た「塔本シスコ 展 シスコ ・パラダイス」の図録。図録と言っても、お孫さんたちへのロングインタビューや様々な寄稿もあって盛りだくさん、シスコ さんの人柄が偲ばれる。「私も大きな絵ば描きたかった」と息子が描いていたキャンパスの絵を削り、その上に描き出したのが53歳。「私にはこがん見えるったい」時間も飛び越え生き生きと描かれる日々の情景。まさにパラダイス。「私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい」91歳で亡くなるまで精力的に描き続けた絵。「どがんねぇ、よかでしょうが」ほんなこつ美しかー。眩しかばい‼︎2021/10/13
sayzk
10
令和四年八月、滋賀県で塔本シスコ展を見た。それまでは名前も知らなかった。色のセンスがすごい。並みの人間ならちょっと人に見せるのは恥ずかしい(?)ような絵を徹底的に描く。笑ってしまうほどきれいな絵。特に丸山明宏。山田池シリーズもいいなぁ。 アンリ・ルソー、草間彌生、それにシスコさん、葉っぱとか水玉とか人の顔とか小さくて同じ形の物を沢山描く。この手の画家(素朴派とかナイーブアートとか言うそうですね)に習性なのでしょうか。2022/09/24
ピラックマ
1
2/20の日美の放送みて驚いた。とにかく豊かな色彩、女性版山下清かアンリルソーかって程に。。東京展は昨年既に終わってたのね、残念至極。後追いで図録のみ購入。2022/03/01