宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 紙鑑定士の事件ファイル偽りの刃の断罪

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
紙鑑定士の事件ファイル偽りの刃の断罪

  • 歌田 年【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299040282
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第18回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』の続編!
野良猫虐待事件をフィギュア造形の蘊蓄(うんちく)で解決し、父を喪った少年の心を印刷の蘊蓄で開く。さらに、凶器が消えた奇妙な殺人事件の謎をコスプレの技術で暴く!? 新たな相棒・フィギュア作家の團(だん)と共に、紙鑑定士・渡部がさまざまな事件に挑む。紙の薀蓄が楽しめる全三作の連作短編!
※本書は2022年3月刊行の書籍『紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪 』を文庫化したものです。

内容説明

触るだけでどんな紙でも見分けられる男・渡部の紙鑑定事務所には今日も、紙にまつわる一風変わった依頼が舞い込む。紙粘土のようなものをぶつけられて怪我をした野良猫たち。漫画の単行本を「不良品だ」と言って、心を閉ざす少年。そして、凶器が消えた奇妙な殺人事件―。プラモデル造形家の土生井やフィギュア作家の團の知識を借りながら、渡部はそれぞれの事件の真相に迫ってゆくが…。

著者等紹介

歌田年[ウタダトシ]
1963年、東京都八王子市生まれ。明治大学文学部文学科卒業。出版社勤務を経てフリーの編集者、造形家。『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』(宝島社文庫)で第18回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、2020年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

70
紙の卸売業者が主人公のミステリ第二弾。前作の情景ジオラマに続き、今作ではフィギュア原型師にアメコミ、はてはコスプレと、オタク趣味のオンパレード。紙にまつわる事件というよりむしろオタク界隈の事件といったほうがしっくりくる。これだけ蘊蓄がてんこ盛りなのにストーリーの邪魔にならず、むしろいいスパイスになっているのはすごいことなんじゃないかと思う。2023/04/17

湯湖

55
土生井に代わり、新ブレーンの團登場。この團がまたとてもいい仕事をするのだが、今作は主人公・渡部もなかなかいい仕事をする。前作に比べると、探偵っぷりも板についた感じだし、紙の蘊蓄も事件(?)解決に一役も二役も買っていた。そして何よりも主人公としての役割を果たしていた。2023/06/20

punyon

51
前作に引き続き超オタッキーな紙鑑定士渡部とプロモデラー土生井。そこに今回からフィギュアにコスプレの團が参戦、素材・製法と話は増々オタッキーになってくる。その辺がスッキリとは解かりかねるのに、どこかこそばゆい感じが面白すぎる。おまけに猫の虐待事件だの、母ちゃんに八つ当たりする息子だの、扱う事件がかなり仕様もないのもほのぼのと温かくていい。表題作の『偽りの刃の断罪』は刑事が絡むちゃんとした事件だが、そこに流れる人道的な優しさがまたいい。という訳で、何のかんの言いつつも結構この作家さん、お気に入りなのである😊2023/09/23

papako

42
文章が古くさく感じてしまう。紙だけでは話が進まない。フィギュアとかコスプレが入ってきた。今回そのフィギュアの造形師の團さんが新たに加わったけど、紙の知識ってほとんど関係なかったよね?面白くなかったわけではないけど、もういっかな。2025/04/22

よっち

38
どんな紙でも見分けられる紙鑑定士・渡部の事務所に持ち込まれる一風変わった依頼。新たな相棒・フィギュア作家の團と共に、紙を巡る3つの事件に挑む連作短編集第二弾。野良猫虐待事件を解決したフィギュア造形の蘊蓄、父を喪った少年の心を開いた印刷業界の蘊蓄、さらに、凶器が消えた奇妙な殺人事件の謎を暴いたコスプレの知識と、一見関係なさそうに見えてさりげなく紙が関わっていた事件を、意外と守備範囲が広い新キャラ・團とのコンビで解決してゆく展開は、物語としても幅が広がってきているのが感じられて、また違った面白さがありました。2023/03/07

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