内容説明
化粧が誕生した古代から、ヴィクトリア朝時代、ハリウッドの黄金期を経て、現代までの化粧の歴史をたどり、人びとの化粧観と化粧品の変遷を概説している。憧れのスターたちにスポットライトを当て、その魅力を引き出す化粧技術を彼女たちがどのように習得したかを詳しく述べる。各章には美容産業にまつわる逸話に加え、現代の美容産業を築き上げた多くの創業者たちの伝説的なエピソードも語られる。各時代に流行した化粧スタイルやスターの化粧とともに、豪華な写真や挿絵で彩られた本書は、女性の歴史に化粧が果たしてきた役割、すべての女性を虜にする化粧の魅惑を探求する。
目次
第1部 古代の色(赤:不滅の美;白:化粧の政治学;黒:黒の美)
第2部 化粧産業(メディアとモチベーション:夢を創る;美容のパイオニアたち:先見性とアメリカのヤマ師;化粧ポーチの中の歴史:素朴な化粧からグローバルブランドへ;開発の最先端:未来へ)
著者等紹介
エルドリッジ,リサ[エルドリッジ,リサ]
美容業界で最も経験豊かなメイクアップアーティストのひとりで、その評価も極めて高い。また多くの優れたファッション・フォトグラファーとともに活動する有能な編集者でもある。現在は、ランコムのグローバル・メイクアップ・クリエイティブ・ディレクターとして働くかたわら、化粧品の大手、資生堂とともにメイクアップ製品の開発を手掛ける。パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスを生活基盤としていたが、現在はロンドンに活動拠点を移している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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