内容説明
二〇世紀の英語圏で最も偉大と評価されるアイルランド詩人、W・B・イェイツ。アイルランドの歴史の最も重要な一時代を生き、祖国の変貌する姿をうたい続けた詩人の驚異的人生を一冊に収めた本邦初の本格的伝記。W・B・イェイツの超人的人生を豊富な図版や原典資料に基づき紐解く。
目次
第1章 画家の息子 一八六五‐一八八七
第2章 ロンドンのケルト 一八八七‐一八九一
第3章 ケルトの薄明 一八九一‐一八九九
第4章 アイルランド文学座 一八九九‐一九〇一
第5章 アイルランドのナショナル・シアター 一九〇二‐一九〇四
第6章 劇場の業務と人の管理 一九〇五‐一九〇九
第7章 論争と紛争 一九〇九‐一九一三
第8章 戦争と革命 一九一四‐一九二三
第9章 上院議員イェイツ 一九二三‐一九二八
第10章 最後のロマン派 一九二九‐一九三二
第11章 最後の年月 一九三二‐一九三九
著者等紹介
杉山寿美子[スギヤマスミコ]
M.Phil in English(レスター大学)、文学博士(関西学院大学文学部)、信州大学教養学部講師・助教授(1982‐1995)、関西学院大学文学部教授(1995‐2015)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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