アドルフに告ぐ オリジナル版

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アドルフに告ぐ オリジナル版

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  • サイズ B5判/高さ 27cm
  • 商品コード 9784336063656
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

正義とは何か? 民族とは何か? 戦争とは何か?
手塚治虫不朽の名作にして日本マンガの最高峰、オリジナル版がついに登場。
雑誌掲載版を再現し、大判と高精細印刷でおくる愛蔵版! 

〈これはアドルフと呼ばれた三人の男たちの物語である。彼ら三人はそれぞれちがった人生をたどりながら一本の運命の糸で結ばれていた――〉ドイツ外交官と日本人妻の息子アドルフ・カウフマン、神戸のユダヤ人パン屋の息子アドルフ・カミル、そしてナチ・ドイツ総統のアドルフ・ヒットラー。第二次世界大戦時の日本・ドイツを舞台に、三人のアドルフの数奇な人生をめぐる大河ドラマとして、手塚治虫が自らの戦争体験を渾身の力を込めて描いた後期の代表作『アドルフに告ぐ』、雑誌掲載オリジナル版を初めて完全復刻。連載時の扉や単行本化で削除されたページ、改変された台詞を復元し、大判サイズ(B5判)で原画を高精細印刷した函入り愛蔵版! 刊行35周年記念出版 全3巻(382/382/372頁)+別冊(98頁)

*別冊内容
「手塚治虫と戦争」中条省平
『アドルフに告ぐ』三次元化への道」倉田淳〈スタジオライフ〉
『アドルフに告ぐ』二代目担当編集者:池田幹生インタビュー
「手塚治虫が語る『アドルフに告ぐ』……… 単行本あとがき/アドルフに告ぐ――『観たり撮ったり映したり』より/『アドルフに告ぐ』回想(「手塚ファンmagazine」掲載)/著者に聞く(「中学教育」掲載)/著者インタビュー(「女性セブン」掲載)
 解題 濱田高志
『アドルフに告ぐ』ラスト/単行本版描き下ろしページ
『アドルフに告ぐ』関連資料(キャラクター・デザイン、原稿下描き他)

内容説明

ドイツ人外交官と日本人妻の息子アドルフ・カウフマン、神戸のユダヤ人パン屋の息子アドルフ・カミル、そしてナチ・ドイツ総統のアドルフ・ヒットラー。第二次世界大戦時の日本・ドイツを舞台に、三人のアドルフの数奇な人生をめぐる大河ドラマとして、手塚治虫が自らの戦争体験を元に渾身の力を込めて描いた後期の代表作、雑誌掲載オリジナル版を初めて完全復刻。連載時の扉や単行本化で削除されたページ、改変された台詞を復元し、大判サイズ(B5判)で原画を高精細印刷した函入り愛蔵版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

40
B5サイズ、全3巻に別冊がついた豪華版です。老眼が始まった自分、家にある文庫版が読みにくくて…。きっとそういう人が多いんだろうなあ、と思いながら何度も読み返しているこの漫画をまた読み返しました。…夫と取り合い。2022/02/20

2
第2次世界大戦中、アドルフを名に持つ3人の男たちの数奇な人生を、一人の日本人記者の視点から描かれた手塚治虫の傑作マンガ。オリジナル版を図書館で借りて読みました。彼が「書き直ししまくる漫画家」と知らずに「とにかく初作を」と選んでしまったため、ラストに少し端折られたかと感じた部分がありました。いくつか版があるので、読み比べてみたいです。2021/09/14

まさし

1
火の鳥に並ぶ手塚治虫の最高傑作ということですが、その評価通り非常に読み応えのある作品でした。特に、物語のキーとなる「ヒトラーの出生の秘密」は、連載当時ある程度信じられていた謬説が基になっているようですが、そこからこのような壮大な物語を作り上げたことに天才・手塚治虫の偉大さを実感しました。週刊文春に連載されていた大人向け作品のようなので、マンガ的なエンタメ性は良くも悪くも控えめですが、「正義」と「民族」というテーマは、現代の若い世代に愛されている『進撃の巨人』に通ずるものを感じます。2022/02/27

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