出版社内容情報
ポーランド文学史上随一の狂気的恐怖小説作家ステファン・グラビンスキ、死と官能が纏繞する悪夢の狂宴12篇。死と官能が纏繞するポーランドの奇譚12篇――
生誕130年を迎え、中欧幻想文学を代表する作家として近年大きく評価が高まっているステファン・グラビンスキ。ポーランド随一の狂気的恐怖小説作家による単行本『不気味な物語』(1922)『情熱』(1930)の中から、本邦初訳の11篇と代表作の鮮やかな新訳1篇を収録する、傑作短篇集。
装画
レオナルド・ダ・ヴィンチ
《受胎告知の天使のための左手と腕の研究》一五〇五年頃
装幀
コバヤシタケシ
不気味な物語
シャモタ氏の恋人
弔いの鐘
サラの家で
遠い道のりを前に
追跡
視線
情熱
情熱
偶然
和解
悪夢
投影
屋根裏
訳者あとがき
ステファン・グラビンスキ[ステファングラビンスキ]
著・文・その他
芝田文乃[シバタアヤノ]
翻訳
内容説明
恍惚の獄へ。死と官能が纏繞する悪夢の狂宴12篇。ポーランド文学史上随一の恐怖小説作家による傑作短篇集。
著者等紹介
グラビンスキ,ステファン[グラビンスキ,ステファン] [Grabi´nski,Stefan]
1887年、オーストリア=ハンガリー帝国領ガリツィア・ロドメリア王国のカミョンカ・ストルミウォーヴァに生まれる。ルヴフ大学でポーランド文学と古典文献学を学び、在学中に作家デビューするが、卒業後は教職に就く。1918年に短篇集『薔薇の丘にて』、1919年に連作短篇集『動きの悪魔』を発表し注目を浴びる。短篇を本領とし、短篇集を次々と出版した。ポーランド文学史上ほぼ唯一の恐怖小説ジャンルの古典的作家。1936年に死去
芝田文乃[シバタアヤノ]
1964年、神奈川生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。ポーランド語翻訳者、写真家、エディトリアル・デザイナー。1992年より東京、クラクフなどで写真展開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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