出版社内容情報
不治の病から、人生の一部として付き合っていく病へと大きく姿を変えた「がん」について、専門医たちが最前線の治療を紹介。「がんになるとは思いもしなかった」は認識不足。がんは歳をとれば二人に一人は起こりうる病気。しかし、がんに関する情報は、残念ながら玉石混交で、とんでもないニセ情報や勘違い情報もたくさんある。不治の病から、人生の一部として付き合っていく病へと大きく姿を変えた「がん」について、100年の歴史をもつがん専門の病院「がん研有明病院」のそれぞれの専門医たちが最前線の治療を紹介。
はじめに がん研有明病院 院長 佐野武
1.がん医療の常識、ここまで進んだ
2.基本の「き」
3.診断と治療法確定
4.緩和ケア、なぜ大切なのか
5.栄養、なぜ大事なのか
6.抗がん剤、なぜ効くのか
7.ホルモン剤、なぜ効くのか
8.分子標的薬とは何か
9.次世代の主役、薬物免疫療法
10.放射線治療、なぜ効くのか
11.口腔ケア、なぜ大事なのか
12.こんなに多様な医療スタッフ
13.悔いの少ない決断への近道
14.何のために受ける? がん検診
公益財団法人 がん研究会[コウエキザイダンホウジン ガンケンキュウカイ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あお
1
がんが患者の命を奪う経路は3通り。がん細胞が栄養を横取りして、患者が食べても食べてもやせ細る。臓器の機能不全。感染症。2018/12/18
ねええちゃんvol.2
0
★★2019/02/11
K
0
本来であれば専門的な内容をわかりやすく説明してくれている本だと感じます。図書館でなんとなく借りてから返すまでの短い間に、著名人のがん罹患のニュースが2人もうちでとっているスポーツ新聞の一面になりましたが、もはや誰もがなり得る疾患であると心するべきものなのかもしれません。ちょっと気になったのは、放射線医や病理医が不足しているという話…いくらAIが普及しても、特に後者は術中の病理診断などで、専門医の先生が実物を見てご判断される方が安心なように思ってしまうのですが。2019/02/21
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