遙かなるブラジル―昭和移民日記抄

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784336061591
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

高度経済成長期に裸一貫でブラジルに移民した一人の男。彼の見たブラジル社会の驚くべき姿や人間模様を克明に綴った移民日記。高度経済成長期に裸一貫でブラジル奥地に宝石鉱山を探すべく移民した一人の男。彼の見たブラジル社会の驚くべき姿や宝を求めてうごめく様々な人間模様を克明に綴った移民日記。

與島援得[ ヨシマミツノリ ]
1936年千葉県生まれ。1991年、ブラジル・ミナス・ゼライス州テオフロ・オトニ市にて逝去。

畑中雅子[ハタナカマサコ]

内容説明

裸一貫でブラジル奥地に飛び込んだ男の数奇な人生録。高度経済成長期に宝石鉱山を探すべく日本を飛び出したひとりの男―ブラジル社会の驚くべき姿や、宝を求めて蠢く人間模様を克明に綴った移民日記。

目次

1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1987年
1988年
1989年
1990年
エピローグ―思い出の追加

著者等紹介

與島〓得[ヨジマミツノリ]
1936年、千葉県山武郡横芝町に生まれる。1955年に千葉県立成東高校卒業、コチア産業組合にて一年間の農業研修を受け、1957年5月、ブラジルに渡航。農業を手始めに宝石販売・輸出・採掘業などを手掛ける。当地に定住し、以降一度も帰国せず。1991年4月20日、住居のあるミナス・ゼライス州テオフロ・オトニ市にて死去。享年五十四歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

2
與島氏は1936年に千葉県で生まれ、1957年にブラジルに渡り、1991年に同地で亡くなった。54歳だった。かれは宝石の仲買人だった。この本は彼の遺した、ただの日記である。日本人移民の独身男の日常と、ブラジル社会へのまなざしがただ書かれているだけである。なのに読んでいて胸を打つのはなんでだろう。(地理的距離と、時間的距離を飛び越えた、光の粒子の輝きである)2017/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11846164
  • ご注意事項

最近チェックした商品