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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336061010
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「真夏の気温は50度」、アラブ在住25年の著者が語る知られざるアラブの日常。『アラブからこんにちは』の続編刊行 !!人格まで透視するような鋭い眼力を持つ、と思えば、物を順番に揃えることさえ覚束ないアラブ人、無計画なまま長期間放っておいても最後には超スピードで成功に導くアラブ人、毎日5回神に祈りながらも大っぴらにズルをするアラブ人。遠い異国の異教徒である彼らの価値観や倫理を、どうやったら日本人は理解できるのだろうか。
人間世界は不平等と最初から謳うクルアーンは、神の創る絶対的に平等の来世で天国へ行けるように、苦しい現世を全力で精進せよ、と人間に説いている。でも人間はいつだって愚かで間違いを犯す存在だ。その不完全な人間をいかに許し、慈しみ、共存していくかがイスラームの命題である。また人類共通の問題であり、未来への鍵でもある。
内戦がくすぶる中東社会で、燦然と輝き続ける未来都市ドバイ。高賃金、安全、宗教的な保護を求め世界中から集まる人々は、自らの能力を頼りに未来を?もうと凌ぎあっている。その姿はまた未来の世界の縮図でもある。
世界人口の四分の一となったムスリムの思考や価値観を、日常生活を綴った身近なエッセイの中で解き明かす本著。そこに見えると必然は、新鮮な驚きに満ちている。

 プロローグ 
第一章 湾岸アラブ(UAE)の人々 
 眼力
 年末を飾ったもの 
 エレガンス 
第二章 アラブからみた日本人 
 変化のあと 
 得手、不得手
第三章 言うは簡単でも――イスラームの奨励する断食、慈愛、孝行
 それぞれの抵抗 
 不平等の法則 
第四章 家族とわたし 
 暑い盛りのラマダーン
 キリの箱 
 エピローグ 

ハムダなおこ[ハムダナオコ ]
著者紹介
ハムダなおこ
日本UAE 文化センター代表、エッセイスト。
1989年早稲田大学文学部文芸科卒。
1990年、UAE 男性と国際結婚し、UAE に移住。3 男2 女をもうける。
2005?09年、アラブ・イスラームの生活について勉強会を主宰。
その後、日本人に向けて講演、エッセイなどでUAE 社会を紹介し続ける。
2008年、日本UAE 文化センターを創設。日本文化をUAE 地域社会に、UAE 文化を日本社会に伝える活動を続けている。
著書に『アラブからこんにちは』(国書刊行会、2013)、『アラブからのメッセージ』(潮出版社、2015)
翻訳書に『シャヒード100の命』(インパクト出版会)
2012年、第8 回「文芸思潮」エッセイ賞受賞。
2015年、第3 回「潮」アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞。

内容説明

内戦がくすぶる中東社会で、燦然と輝き続ける未来都市ドバイ。高賃金、安全、宗教的な保護を求め世界中から集まる人々は、自らの能力を頼りに未来を掴もうと凌ぎあっている。その姿はまた未来の世界の縮図でもある。世界人口の四分の一となったムスリムの思考や価値観を、日常生活を綴った身近なエッセイの中で解き明かす本著。そこに見える必然は、新鮮な驚きに満ちている。

目次

第1章 湾岸アラブ(UAE)の人々(眼力;年末を飾ったもの ほか)
第2章 アラブからみた日本人(変化のあと;得手、不得手)
第3章 言うは簡単でも―イスラームの奨励する断食、慈愛、孝行(それぞれの抵抗;不平等の法則)
第4章 家族とわたし(暑い盛りのラマダーン;キリの箱)

著者等紹介

ハムダなおこ[ハムダナオコ]
日本UAE文化センター代表、エッセイスト。1989年早稲田大学文学部文芸科卒。1990年、UAE男性と国際結婚し、UAEに移住。3男2女をもうける。2005~09年、アラブ・イスラームの生活について勉強会を主宰。その後、日本人に向けて講演、エッセイなどでUAE社会を紹介し続ける。2008年、日本UAE文化センターを創設。日本文化をUAE地域社会に、UAE文化を日本社会に伝える活動を続けている。2012年、第8回「文芸思潮」エッセイ賞受賞。2015年、第3回「潮」アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

67
「アラブからこんにちは〜中東アラブの知られざる主婦生活」のメルマガを毎月発行しているハムダなおこさんのエッセイ。UAEの男性と結婚し、アラブ・イスラーム社会に住んで25年。現在、日本UAE文化センターを主宰して日本とUAEをつなぐ活動をしている。1に母親、2に母親、3に母親、アラブ・イスラーム世界では母親をないがしろにする人間は、世間からも社会からも尊敬されない。女性は酒を飲む、一人で男性と会う、肌を見せることはご法度。そんな社会で暮らす日本女性の異文化との出会い、アラブのことを知るにはうってつけの本だ。2017/10/25

ぶんこ

43
弟がドバイに赴任していたので、知っている気になっていましたが、この本を読んで弟夫婦は本当に暮らしていたのかと疑問を持ちました。生粋のUAE人が人口の2割弱!に驚き、高校生の授業がペーパーレス化し始めていて過酷な事、国としての試験にも不正があること等々驚くばかりで、四角四面の頭の硬い日本人には生きにくい国かもしれません。ハムダなおこさんの資質(大学時代探検部所属、船旅大好き)があってこそ、毎日の生活が続いたのであって、普通の日本人には難しそうと思ってしまいました。なおこさんに感服。2018/05/05

昭和っ子

33
UAEの男女が結婚相手に求める最も重要な資質は「エレガンス」であること。ここでのエレガンスとは、「男女席を同じゅうせず」のイスラムの厳しい戒律のもとで、男女間あるいは知人との距離を自然にスマートに配慮し、尊厳を保ちつつ日々行動する事。砂漠の民として厳しい自然の中で暮らしてきたアラブの人々には、人を見る眼力と同時に寛容さがあり、日本人にはすぐに理解できない理りがある。そこに嫁ぎ、日本人の視点からアラブの日常のスマートさを教えてくれる著者の生活の記は、タフでチャーミングですごく面白かった!良書‼︎2017/09/24

とよぽん

28
読友さんのレビューにより、読了。アラブの人々がエレガンスと名誉を重んじることがよく分かった。ハムダなおこさんの本を初めて読んだが、外国人が人口の9割も占めるUAEでの異文化生活に溶け込み、「郷に入っては郷に従え」的な生活を活写していて面白かった。中でも、義父の生き方がすごいと思った。そのように捉えたなおこさんの、相手を尊重する姿勢に感動した。イスラームの、個人と神の契約(?)も合理的ですっきりしていると思った。2018/02/04

グラコロ

18
相手に落ち度があってもとことん責めるのではなく、後で借りを返してもらう。ビジネスは奥さん同士のネットワークでうまく行く。物乞いは飛行機に乗って他国からやって来るなどなど。アラブって深いなあ!2017/08/27

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