出版社内容情報
短編小説の名手と謳われた神吉拓郎の作品の中から、特に精選しその魅力を余すところなくつたえるセレクション。珠玉の短編集。短編小説の名手と謳われ、都会に暮らす人々の日常にかいま見える暗い人生の哀歓と心理の機微を洗練の筆致で描き出してきた神吉拓郎。当代切っての居酒屋・食エッセイの書き手として呼び声も高い大竹聡が編者となり、奥深い神吉拓郎の作品世界の魅力を余すところなく伝える傑作選。
つぎの急行
ご利用
警戒水位
鰻
無線ばか
なみだ壺
涅槃西風
露の街
海のいろ
セメントの花
信濃屋食堂の秋
心のこり
狼男
駅
壺中の庭
さくら前線
ホーム・サイズの鱒
鮨
洋食セーヌ軒
天ぷらの味
ブラックバス
神吉拓郎[ カンキタクロウ ]
1928年東京生まれ。小説家・放送作家・エッセイスト。NHKで放送台本を手がけた後、都会的なタッチの小説・エッセイを発表。1983年『私生活』で直木賞受賞。主な著書に『洋食セーヌ軒』(光文社文庫)、『私生活』(文春文庫)、『ブラックバス』(文春文庫)、『たたずまいの研究』(中公文庫)ほか多数。1994年死去。
大竹聡[ オオタケサトシ ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーライターに。2002年、ミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊。初代編集長に就任。主な著書に『レモンサワー』(双葉文庫)、『ギャンブル酒放浪記』(本の雑誌社)、『ひとりフラぶら散歩酒』(光文社新書)、『五〇年酒場へ行こう』(新潮社)ほか多数。
内容説明
大人のための小説。移りゆく月日、帰らない人、忘れられない味―。人々の日常にかいま見える人生の哀歓と機微を透徹した筆致で描きだす。直木賞作家・神吉拓郎の短編を精選した初の傑作選。
著者等紹介
神吉拓郎[カンキタクロウ]
1928年東京生まれ。小説家・放送作家・エッセイスト。ラジオドラマ執筆を機に放送作家の世界に入る。その一方で、都会的なタッチの小説・エッセイを発表。1983年『私生活』で直木賞受賞。1994年死去
大竹聡[オオタケサトシ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーライターに。2002年、ミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊、初代編集長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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