出版社内容情報
近代水彩画の受容と展開、今日の地方画壇隆盛に至る全容を俯瞰する初の通史。年表・作家一覧・日本水彩画展出品目録等完備の決定版。
近代の幕開けとともにわが国に導入された西洋絵画。そのなかで特異な位置を占めた水彩画の受容と展開、そして今日の地方画壇の隆盛にまで至る全容を俯瞰する初の通史。200頁に及ぶ詳細な関連年表・500名に及ぶ水彩画を中心とした作家プロフィール・主要画家の語録・日本水彩画展総出品目録・関係文献目録までを完備した決定版。
巻頭カラー 日本水彩画選
第一部 日本の水彩画一五〇年史
第一章 近代水彩画の黎明――幕末から明治へ
第二章 水彩画家の誕生――明治中期の揺籃
第三章 木下藤次郎と春鳥会の設立――水彩画の隆盛
第四章 日本水彩画会の創立――大正の新しき風
第五章 葛藤と革新――昭和初期の試練
第六章 復興と新たな展開――終戦からの出発
第七章 拡がる水彩画――地方の時代
第八章 今日の美術と水彩画
第二部 資料編
画家の言葉
日本水彩画展出品目録
関連年表
水彩画を中心とした作家一覧
文献目録
目次
第1部 近代日本水彩画一五〇年史(近代水彩画の黎明―幕末から明治へ;水彩画家の誕生―明治中期の揺籃;大下藤次郎と春鳥会の設立―水彩画の隆盛;日本水彩画会の創立―大正の新しき風;葛藤と革新―昭和前期の試練;復興と新たな展開―終戦からの出発;拡がる水彩画―地方の時代;今日の美術と水彩画)
第2部 資料編
著者等紹介
瀬尾典昭[セオノリアキ]
1955年生まれ。美術史家。研究分野は日本近現代美術、とくに版画と水彩画を専門とする。企画したおもな展覧会は、「幻想のコレクション 芝川照吉」展(倫雅美術奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。