オールド・ドクター―ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ短編集成

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オールド・ドクター―ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ短編集成

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336059338
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

パウンドやエリオットに比肩しギンズバーグから《米國現代詩の父》と仰がれたウィリアムズ。詩人が書いた短編小説16編収録。

パウンドやエリオットに比肩し、ギンズバーグらから《アメリカ現代詩の父》と仰がれたウィリアムズ。20世紀を代表する長詩『パターソン』の詩人が書いた哀切でコミカルな傑作短編小説16編を収録。うち8編が本邦初訳。

【著者紹介】
ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ :1883年-1963年。アメリカ合衆国の詩人。ニュージャージー州ラザフォードに生まれ、同地で永眠するまで、わが土地・人々・ことばを愛し、「ここ、いま」の現実から離れることなくアメリカ語による詩の可能性を追究した。

内容説明

ピケティの『21世紀の資本』を先取りしたかのような議論を滔々と繰り広げる、大酒飲みのしがない中年男のおかしくも切ない物語(「明日の夜明け」)ほか、20世紀を代表するアメリカの大詩人による、人生のレールを少しばかり踏み外した者たちの喜怒哀楽を描く16の短編!

著者等紹介

ウィリアムズ,ウィリアム・カーロス[ウィリアムズ,ウィリアムカーロス] [Williams,William Carlos]
1883年、アメリカ・ニュージャージー州ラザフォード生まれ。1963年、没。小児・産婦人科医のかたわら、詩や小説を発表。ペンシルヴェニア大学在学中に前衛芸術運動の中心となるエズラ・パウンドと出会い、大きな影響を受けた。『ブリューゲルの絵とその他の詩』で、死後ピューリッツアー賞を受賞した

飯田隆昭[イイダタカアキ]
1936年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業、同大学院修士課程修了。三重大学・大東文化大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りつこ

27
辛辣に感じるけれど決して冷たいわけではなく、むしろ温かい。しかしその温かさに気付くにはこの文体や語り口に慣れないと難しい。いや慣れてからもあまりにも辛口で思わず目をそらしたくなるような物語も。作者が産婦人科医だったということも大きく影響しているのだろう。貧困と無知のために流産したり養える状態ではないのに次々子どもを産んだりダメな結婚を繰り返し自ら不幸を呼び入れたりする人たちが描かれる。彼らを見つめる作者の視線は温かく、しかし諦めとも受け取れるような無力感もある。渋くて苦い独特な味わい。2015/09/08

Tomoko Watanabe

1
20世紀はじめのアメリカ、移民の多い最下層の街。貧困に蝕まれた人々を淡描く。突き放した表現が多いが、じっと観察し続けて来た人の、強い視線を切々と感じる。『生れて来なければよかったのに』は、その視線がかなり具体的に現れている。タイトルは訳し過ぎの気もするが、苦しむだけの赤ん坊に冷たい言葉と裏腹な強い愛情を示している。2016/12/02

Aoi Shimasaki

0
ジム・ジャームッシュの映画「Paterson」の影響で読んだものの、ウィリアムズの小説はあまり好みではないかなあ。彼の作品では、劇中にも登場した「This Is Just To Say」が好き。

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