出版社内容情報
100年余の時を経て今によみがえる克明な戦場の記録――わずかしか現存が確認されていない幻の写真集『日清戦況写真』を完全復刻!
100年余の時を経て今によみがえる克明な戦場の記録――わずかしか現存が確認されていない幻の写真集『日清戦況写真』を完全復刻!
1894年から1895年までの日清戦争の戦争実況場面と清朝の風景写真、約180点を収録。
当時の最先端の写真技術によって、戦中の臨場感を余すことなく伝える、報道写真のさきがけともいうべき「戦争写真」集。
日本初の従軍撮影班が、戦場や港などの風景写真から、兵器や兵士の進軍、幹部らの集合写真まで、
歴史の現場を当時のビジュアルで生き生きと伝える。
復刻版 日清戦況写真
第二軍による旅順攻略戦・威海衛攻略戦についての再考察(長南政義)
『日清戦況写真』を作製した玄鹿館について(森重和雄)
陸地測量部写真班の日清戦争(川?ア華菜)
【著者紹介】
戦史研究家。宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に、「第三軍参謀たちの旅順攻囲戦―「大庭二郎中佐日記」を中心とした第三軍関係者の史料による旅順攻囲戦の再検討―」『國學院法研論叢』第39号(國學院大學、2012年)など、著書に、『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)などがある。
目次
復刻版 日清戦況写真
第二軍による旅順攻略戦・威海衛攻略戦についての再考察
『日清戦況写真』を作製した玄鹿館について
陸地測量部写真班の日清戦争
著者等紹介
長南政義[チョウナンマサヨシ]
戦史研究家。宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学
森重和雄[モリシゲカズオ]
古写真研究家・作家。1958年熊本県生まれ。大分大学経済学部経済学科卒業。雑誌『歴史通』にて「古写真探偵」を連載中
川崎華菜[カワサキハナ]
1984年長崎県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程在籍。専攻は日本史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ばあちゃん、またね。