内容説明
収録点数約900点!横尾忠則の全ポスター集成。
目次
1953‐1959―美術少年からデザイナーへ 西脇からの第一歩
1960‐1969―時代の寵児「横尾忠則」の誕生
1970‐1979―世界へ、そして精神の内奥へ
1980‐1989―画家宣言とコマーシャリズムのはざまで
1990‐1999―世紀末の混沌から新しい時代に向けて
2000‐現在―新しい時代へのメッセージ
「シリーズ」ポスターの仕事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
49
横尾忠則の広告ポスター900点を収録。1953年の高校生の頃の作品から2010年代まで。何故この本を見ようかと思ったかというと、本物の「キッチュ」と「アングラ」を知りたかったからに他ならない。予想以上の迫力がある本でした。60年代のアングラ演劇ポスターは地獄の色彩を見るかのようなすさまじいけばけばしさ。ポップアートはあまり好きではないのですが、横尾さんの作品に限って言えば圧倒。の一言に尽きます。まさかGLAYのポスターまで手がけていたとは。その渦を巻くようなド迫力にGLAYファンはどう思ったのだろうか。2017/07/07
MO
3
横尾さんのポスターが学生時代から年代まとめで観れる。有名な作品は観たことあるが、学生時代や若い時の作品は、如何にも求められる職業ポスターと言った感じで驚いた。あの作風は内に元からあったにせよ時代や環境に影響せれて開花していくのがわかる。個人的には70年代のインド旅行で得たスピリチュアリティがスタイリッシュにまとまっているのが好きなのだが、全体はカオスな作風が多い。それは何かと考えてみると『RED』で書かれて居たように、ナチスの鉤十字は斜めにすることで、動きとめまいが起こり鑑賞者に幻視を起こすという。2021/03/22
hakozake
1
作品の潮流がわかって面白い。大きなポスターを手にするのは大変なので、書籍で見れるのは良かった。2018/10/21
parkplace
0
ポスターはひと目で人を引きつけなければならない。横尾忠則のポスターは抜群だ。2015/12/24
くろいの
0
展覧会に行って圧倒されて感動してすごく欲しかったけど高いので会社に買ってもらった